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2009.02.21
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カテゴリ:カテゴリ未分類
話も殆んど急展開だ。

今回も凄いんだが、流石お金持ちのやる事は違うなあ。

名刺が出て来るのだが、名前は蒲郡の儘。

てっきり婿入りかと思ったが、そうじゃないんだなあ。
なんで義父は条件に婿入りをする事を盛り込まなかったのだろうか?

蒲郡の儘だったら財産持ってかれるのは必至じゃないか。
無心に信頼してしまったんだなあ。

息子が欲しいのなら、名前も三國を被せれば良かった筈。

風太郎は何を考えているかは未だ判らん。
こちらの浅薄な予見では三國家に入りさえすれば蒲郡の悪名を葬り去る事が出来た筈だろうに。

風太郎の悪事がバレてしまった様で、遂に捕まってしまうが、これで終わりじゃないよなあ?

コードギアスのルルーシュやデスノートの夜神月の様に、扠はラッキーマンの超展開みたく秘策とやらを練ってはいるのだろう。

脱線するが、デスノート(今はバクマンね)とラッキーマンの作者は同じだと言う事は既に世に知れ亘っている。

両作品は超展開がある事を共通としている。

局面で展開が引っ繰り返る、若しくは主人公がどんな無理な状況に置かれてもノートのシナリオ通り、或いは幸運の星の導きによって救われるのである。

少年漫画に有り勝ちなパターンだとは言え、引っ張るのである。
後は長台詞に意外と稚拙な設定。後は珍妙な名前のキャラばかりが揃ってる事だろう。

元々銭ゲバは少年誌で連載されていたから、こうした超展開が有り得るのだが、三國家は本当に不用心だなあと思えてしまう。

鉄壁を誇るアメリカがいとも容易くテロの標的に遭ったり、経済や金融でボロボロに崩れたりするのに似てるな。

内部で立ち腐れを起こしていたのか。

三國家をそうは思いたくないが、厳しい眼差しで会社経営をする大金持ちが、家族や人情と言った私的感情で右往左往されて切り崩されるのは情無い。

娘しか生まれて来なくて、妻も喪っているから、甘くなってしまうのだろう。

全てを喪っていた風太郎の方が、人情を質に入れてまで利を得る事を理解していたのだろう。

しかし単なる貧乏人ではない。
人殺しまでしている。

自分だけが我慢して堪える生き方をしない。

気が触れた振りをして風太郎の動向を窺っていた緑は、突如目覚めて風太郎を詰り責め続ける。

風太郎は緑には心を開いて居なかった。
初めて会った時に振る舞われたお菓子のデコレーションケーキを作らせて、緑にこれ見よがしに復讐する積もりだった。

風太郎に気付かれない様に警察呼んだみたいだ。

そんで、風太郎捕まるんだけど。

随分凝縮されてて、中身の濃いドラマだと思う。

しかし風太郎には嘘偽りの仮面を被っていない。

造船所で働く労働者を正社員にして、各種サービスを付与したり、良く見て貰おうとするのは、感心と同時にお金を集めているから。

飴を与えれば人はホイホイついて来る事を判っている。
本当は彼等にとって地獄なのに。

カイジに出て来る金融王みたいだ。

お金になびかない伊豆屋の娘と、刑事がいるが、何処迄持つか?





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Last updated  2009.02.22 08:54:19
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