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カテゴリ:毒電波テレビ感想
NHKスペシャルの再放送だが、ペシャワール会がアフガン復興に尽力していた風景を取り上げていた。
戦争やテロや貧困で国土が荒廃していたのを彼等がはるばる日本からやって来て、アフガンの土地に花を咲かせるのであった。 草木一本も生えていない土地に、農作物を育てるにあたって、一先ず、土地を肥やさねばならないと言う事から始まった。 山から雪や川の水を誘導させるべく、灌漑をしたり、荒れ地にも適する作物を育てようとするのだが、これがうまくいかない。
薩摩芋や葡萄がよく、適すると言うが虫にやられたり、雨が降らなかったりと前途多難であった。 戦闘もあって、決して安定はしていない。 そんな危険とも言える所でよく、骨を埋めようと決心したもんだ。
その宣言した人は、井戸を掘った後日に盗賊に狙われて殺されてしまった。 しかし、彼を慕う人は沢山居て、多くの人がその死を悼み嘆いたと言う。
その人の墓が、現地の実験農場と言われるところにある。 家族同然の人達が、彼を息子のように慕っていた。
しかし、アフガンの人達は、金髪の子供もいたもんだな。
髪を無理矢理金に染める欧米人がいるのに、アフガン人は染粉も使わずにナチュラルなブロンド、いや、金髪碧眼をしているのだ。
金髪碧眼の子供達が、乞食をしているのだ。 白人には信じられないだろうか?
彼等が多国籍軍として、アフガンの土地へ降り立った時に嘸(さぞ)驚愕したことだろう。
何でこんな東洋の奥地に金髪碧眼の白い肌の人がいるのだと。 もしかして、自分達白人の祖先はこの山の中からやって来たのではないかと思った事だろう。 ギリシャやローマが自分達のルーツだと思った事だろう。
揃々、白人のルーツがヨーロッパオリジナルじゃなくて、アジアだと言う事を知るべし。 白人は、コーカソイドと言われるように、カフカス山脈、つまりノアの方舟がアララト山に漂着した事に由来するからだ。
話が少し逸れたが、荒れ地に咲く菜の花畑を観た時、自分は甚く感動してしまった。 綺麗な黄色だ。 彼等が心血を注いだことによって、荒涼とした大地が、日本の原風景みたく緑の田畑が一面を覆っていたのだ。
これも凄い。
彼等の事を悪く言うような人もいた様だが、そんな足を引っ張る事をするのを止めよう。
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Last updated
2009.03.12 05:59:52
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