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元々インド帝国からパキスタンとして独立したものの、西パキスタンに憤りを感じた所に独立インドが工作を仕掛けてバングラデシュとして独立したのである。 ガンジス川の流れ落ちる所である。 しかもインドとも国内に物凄い程の数の飛び地を持つ。 独立当時の旗は日の丸にバングラデシュの国をシルエットに描いた物である。 日の丸を模して、緑色の草原に日が昇る意味が込められている。 現在は世界最貧国の一つに数えられている。 NHKの再放送で金融破綻前だったが、グローバリズムの影響でバングラデシュの経済が成長する話である。 バングラデシュの人達は、著しい経済成長を自分達の力で勝ち取ったかのように誇らしげだが、放送内容から判るように、より安い人件費節約の為に工場がそこに移っただけの話である。 バングラデシュの産業の7割が繊維紡績関連なのだそうな。 本当かよ? 安い服を作らす為にバングラデシュに工場を移す。 工場と言うよりも、受注生産だ。 工場を大きくするために建て増しをする慣習があるのだ。 新たに工場作るに当たって、待ちきれないのか、未完成の工場でもミシンを移動させる程の大忙しぶりだ。 電気もまともに供給されてないので、時々停電が起きる。 停電が来る迄時間を計算して生産をアップさせている。 物凄いストレスだ。 以前物乞いや娼婦をしていた者が雇われて固定給を貰ったりしている。 これでバングラデシュは絶対貧困から逃れられるのだろうか? お金が入る間に国が税金を徴収してインフラ整備をし、いざ受注が切れたとしてもその基盤さえあれば、復活出来るのだ。 バングラデシュには無担保のNGO銀行があるのだという。 そこからお金を借りて運転資金にする。 儲かれば借金返済してそのお金でまた貸し付け、それで運営していく。 ローンは組まない方がいいのだが、発展の為には吝かではない。 いろんな事業に挑む人々がいるのだが、これがまた戦後の日本みたいだなと思った。 貸しケータイ業とか、身体検査とか、血圧測りとか、様々だ。 しかし交通ルールはカオスだ。 時速20~30粁は有ろうかと思われるバスに乗り込んだり、車の量が多く渋滞じゃないにしてもその間を通り抜けたりする人の多さと来たら。 バングラデシュの首都ダッカには1000万人いるのだそうだが、これが20年後にはその二倍の2000万人に迄膨れ上がるらしい。 しかし金融恐慌が未だ分からなかった事もあって、希望的観測に過ぎないのだが。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.03.30 00:04:13
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