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カテゴリ:独断と偏見な時評
結果は最早言うまでもない。 民主党の圧勝である。 300議席以上獲得はしたが、330議席に迄は届かなかった。 これさえあれば、国会を独占できるのだ。 ただし、足りてないので野党と協議する事になるだろう。 自民党は小選挙区でほぼ絶滅。 前回の衆議院選で大勝したのとは大違いだ。 こんなアメリカ式二項対立だとポピュリズムに堕してしまうんじゃないのか。 実際今回の各党の主張は正にばら撒きマニフェストであった。
そもそもポピュリズムは大衆迎合主義ではなく、住民主義と言う寧ろ、ナショナリズム(国民主義)に近い意味が込められているのだが。 民主党の新人は殆どが小澤一郎の子飼だ。 小澤の一声で全て右へ倣えだろう。
改革クラブの西村眞悟は落っこちてしまったけど。 完全に切り捨てられてしまったんだな。 抑も、如何に大上段に構えていようと組織票が物を言うのだ。 土屋たかゆきも硬派な都議であるが、ゼンセンという組合の組織票で受かっているのだ。
しかし城内みのるは組織票なんて無い。 郵政票はあろうが、前回片山さつきに負けているのだ。 だが、今回片山さつきは負けてしまっている。 小泉チルドレンが軒並み敗北若しくは不出馬と言う状況に置かれてしまっているのだから、時代も僅か四年で変わってしまうのだな。 郵政解散総選挙とは何だったのか! だが、郵政族を多く抱える国民新党だってそんなに受かってないのだ。 綿貫親分は落っこちてしまった。 そりゃもう、80超えているんだもんな。今回を以って綿貫親分は引退をするのだと言う。 自民党の老年の政治家も、今回で引退するんじゃないのか? 受かったとは言え、与謝野馨も演説中に立ち眩みをしていたのだから。
国民にしてみれば、郵政民営化はそれ程デメリットは感じていなかった様だ。 民営化の何が重要だったのか、何も知らないのだ。 国民は! 口車に乗せられただけ。 民営化はアメリカの圧力が畢竟なのだが、アメリカが自由で公平な郵便事業をしろと言うから日本は情けない事にそれを唯々諾々と従ってしまったのだ。 数百兆円の郵便貯金が眠っているという事を嗅ぎつけて狙ったのだ。 それが戦費に使われる。 マジで。 だがこれも遅々として進まないのは民営化しても尚、郵便局が抵抗しているからである。 その間に小泉は引退。 くにお君も必死で抵抗した。 選挙目当てで西川善文に当て擦ったけど。 中川(酒)もアメリカに抵抗し、ローゼン閣下も民営化反対と言う本音を漏らしてしまったのだ。 何故、ローゼン閣下が反対していたのか、考えてみよ。 民主党が国民新党と連立協議しているのは郵政票が欲しいからだろう。 だが、議席数が少ない。 いつ切られるか判らない。 民団と言う組織票がある民主党と、在日を多く抱える創価学会が法案作成に関して協調する可能性が高くなる。 資金は郵政族よりも創価学会の方が遙かにある。 掌返しなんて日常茶飯事だろう。
在日への参政権付与や地位向上等で連立協議する事になるだろう。
唯一絶対神も落ちてしまった。 売国奴は地獄の業火に投げ入れろ! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.09.02 05:10:26
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