清浄の草むら

川尻に負けた武田超合筋が次回の試合で引退するのだと言う。

相手はクラウス。
幾らクラウスがプロテクト選手とは言え、先頃自演乙をマットに沈めた男だ。

川尻の猛攻に手も足も出なかった男が、クラウスと戦うのだ…。

死ぬんじゃないのか…？

試合前には遺書を認めると言うが、今度こそ死出の旅になりそうだ。

本当に引退する選手が目立つな。
来年は自演乙や渡邉一久とか日菜太らが牽引していくのだろうが、これでは入れ替わりって感じだ。
しかしまあ、一久が目立つとはHIROYAが段々普通の選手に戻ってしまったと言う事の証か。

所で日菜太（以下、ひなたん）は先頃延長の末ダウンを喫して負けてしまったから、今度の試合でも余り変わらずきつい戦いになりそうだ。

ひなたん…大丈夫か？

そして山本優弥（以下ゆーや）に延長の末判定負けを喫したTATSUJI（以下たつじ）は遂にKのリングには上がれなくなってしまった。

今度の相手が自演乙とやる筈だった健太である。
健太は強敵らしい…。
K-1トライアウト組だが、未だリングには上がっておらず。

詰まりたつじにとっては格下である。
下がるとはこの事のようだ。

K-1負け、RISE負け、そうしたらNJKFとなるのだろう。

勝ち負けのはっきりしたシビアな世界だ。
完全に実力社会である。

八百長とかそんなのがあるようだが、さてどんなものか。
日本発だから日本人に甘い判定や日本人有利の査定試合が多い事は事実。

他の国際試合で日本不利とも言われるのは致し方ない。同じだから。
それだからこそ、K-1は未だイベント興行から逃れられない。

佐藤嘉洋は強いがMAX四天王と言うのはおかしいのでは？
此れ迄の試合や成績から見て、やっと世界四位に足を掛けて五、六位の間を反復横跳びしている感じだろう。
この佐藤ですらクラウスには一度も勝てていない。
ブアカーオにだって三戦して一勝である。

ついこの前ドラゴにボコボコにされたばかりである。
本人曰く、手足が鉛の様に重くなり失神寸前だったらしい。

そんな佐藤はリザーブファイトで生き残ってしまった。
日本人やクラウスには甘いなと思った。
運営側はドラゴを切り捨てる積もりだったのろう。
しかしそのドラゴが勝ってしまったのでまだ首が繋がったと言える。