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カテゴリ:毒電波テレビ感想
毛利少年は北海道で生まれた。 経緯とかは、放送とかその辺を調べれば判ると思うので、割愛。
毛利少年が自分の事を「おら」って言ってたんだね。 手塚治虫の漫画やアニメを観て育ち、その御蔭で科学少年になりました、と言う訳ではないな。 元々情報量も少なく、子供向けの作品も限られているのに、誰しもが手塚治虫作品を観ていたら皆科学者になっているではないか。 手塚治虫も作品中の科学なんか結構場当たり的で好い加減な事ばかりなのに、寧ろ、作品として評価するのなら当時の子供の科学的好奇心を惹起させた役割を負っていたのではないかと思えてしまうな。 末っ子として甘やかされて育った為に、学校では女子にすらからかわれていたと言う。 毛利少年の母はハレー彗星が認知されて日本に接近して来たという、明治43年生まれだそうな。 それもあって、自らハレー彗星と共に宇宙からやって来て、そしてハレー彗星と共に還って行くと毛利少年に言い聞かせて来たのだそうな。 その疑問を科学の先生に話したら、ハレー彗星の事を説明してくれたもんだから、毛利少年の心は時めく。 正に星よりの使者、母が毛利少年のこれからを暗示する鍵となったのだ。
そんな母は、毛利衛が日本人初の宇宙飛行士に抜擢されたその翌年に宇宙へと還って行ってしまったのだそうな。 丁度、ハレー彗星が再び日本へ接近したその年に。
なんてまあ、(陳腐な物言いだが)ロマンティックであろうか。 科学で現象が解き明かされても、人はそれに意味を込め、彩りをする。
毛利母は、宇宙から見ていると言い残し還って行った…。
嗚呼、またミーサイ(日本科学未来館)に行きたいなあ。 でもお台場だからなあ。 近くなのに辿り着く迄にめんどくさいんだもんなあ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.10.19 04:59:53
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