清浄の草むら

オルセー美術館展が開かれていたので本日が最終日だったこともあり、誠に急ぎ足で行った。

冬も近いから、空はすっかり暗くなっている。

写真も撮れないな。

千歳船橋からの距離は遠いなあ。

歩いて20分は掛ってしまった。

千歳船橋南口を降りて目の前の商店街を突き抜る。
バス停も多いな。
西に進んだら、スポーツジムがあるんだな。
そこも通り過ぎ環八に出て直ぐ側の歩道橋を渡る。
降りた所にブランド取扱店？

そこから南に沿って歩き、車のディーラーが目立つな。

QUEEN'S ISETAN？

そんなのあったっけ？
何年か行かない内に出来たのだろう。

結婚式場もあったりするが、そこも通過。
（後で判ったけど、同じ式場でも葬儀場だった…。）


兎に角、長い距離を歩く。

と言うよりも、早歩きで。

釣具店もあるな。

高速の入口か？

場所間違えたか？

しかし躊躇っては居られないので兎に角進む。


シャッターが下りてるのもあるな、意外と。


長い事歩くと、四辻に出る。

向こう側には仏具店とスーパーがある。

この店は見覚えがあるな。

そう言えば、銀狼ってこの近くにあるんだよなあ。
三茶だけど。


少しでも近道をしようと、大通り沿いではなく、スーパーの間を突き抜た。

しかし閉館迄あと少ししかない。

だが腹が痛い。

世美迄後僅かだ。

歩幅を大きくして前進。

そうそう、大きな煙突が見えて来た。

この辺りは中央卸売場だ。

煙突との距離が縮まって行く。

急げ！

漸く公園前に着いたが、街灯は少ない。

砧公園の中に世美がある。

粗真っ暗闇の中だが、覚えているので、僅か一分前だったけど滑り込みセーフだ。

入場した途端に再び腹が痛くなり出した。

折角の展示も気が気でない。
急いで便所を探さねば…！

直ぐ側に有る訳でもなく、一階の展示を一通り見てからでないと、行けない構造だ。

仕方ない。堪えよう。

中々洒落た家財道具が勢揃いってとこか。

こういうのを見ると変な気分になる。

気持ち悪いとかではない。

何か心にスイッチが入った様な感じ。

だけどあんなのに囲まれたら、息が詰まりそうだ。
七宝細工はワンポイントであれば良い。
それが多くあると駄目だな。

ミュシャの絵画があるな。

日本人はマニアックな所でミュシャやクリムトの絵が好きだな。

何処と無く、和の風味を感じさせる。

展示は…総合的な判断を下せば、少ない。

アールヌーヴォー（新芸術）はあんまり多いものではないのだろうか。

そして急いで便所へ。

昨日食い過ぎたと感じると、その次の日に響く。

結局印象に残ったのは、ゴテゴテの家財道具と、ミュシャである。

ミュシャを偶々覚えていたからだろう、刷り込みだから新たな発見は感じなかった。
まあ、図録は買ったけど。
なんとクレカでも買えるのだ。
上野とかは出来ないけど。


ああどうしよう。

督足来てるんだよなあ、税金払わなきゃ。


内藤vs亀田の試合は別に興味無いわ。

見たいとは思うが勝ち負けに興味の無い試合なんて無いな。

取り敢えず、なんかあったら後程報告。

坂の上の雲もなあ…。