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カテゴリ:読書感想文
詭弁学派の何とかという漫画についてだが、これは読んだ事が無い。 目次欄を読んでいたら、その漫画についてのお詫びが。 新連載からいきなりやらかしていたのか。
表現が差別的。 との事。
指摘されたからそんなお詫びを入れたのかよ。 表現の自由は何処行った? 恐怖漫画って大体差別的なカリカチュアを含んでいるだろう。 そう言えば、学校の怪談っていうアニメもその回の表現が差別的だからと言う理由の抗議で丸々一話が潰されてたな。 アニメーターがどんだけの低賃金で描いているんだよ。 お前らにはそれが解るのか!?
最近では戦国BASARAの登場する武将が差別を助長するだとして抗議を受けてたな。 だけどこの武将は当時は不治の病だったが、その受ける差別と迫害を物ともせず、ちゃんと武将として成り上がっているではないかと。
実はハンターハンターに於ける念能力者の中には、五体不満足の人間が出ていたのだが、アニメでは風貌が修正されていたな。 それじゃあ、念能力の意味が無いじゃないかと。
何故差別だから直ぐに抗議してそれも飽き足らず、潰そうとするのだ。 パラリンピックはどうなるんだ。 あれこそ普段は蓋に閉じ込められるような世界なのに、日の目を見ている。 日本勢は金メダルをちゃっかり取っているので、素晴らしいのだが。 普段五輪で騒ごうとする民放だが、このパラリンピックでは完全にスルーだな。
これこそ差別なのだ。 試合や競技では素晴らしい物を見せてくれるのに、何の判断で無視を決め込むのだ。 やるとしたら深夜か24時間物の特番か? そう言えば、片腕の無い芸人とか居ないよなあ。 車椅子の芸人とか、麻痺の残る芸人とか観た事無い。 実際に居るんだけどね。 ハウス加賀屋は居なくなってしまった…。
存在そのものを消されるってどういう事だ? これではパラリンピックには北朝鮮の選手が一人も出て来ないと言う状況となんら変わらんじゃないか。 北の異常事態を非難出来るのか?
精々出せる芸人と言えば、禿げとかブツブツ位だな。 デブは飽和状態だな。 不細工芸人は最近多く観掛ける様になったが、それも特に女の方で観掛けるな。 詰まり、主観に於いて生活が困難でない人間はギリギリ出せる。 毛深い人間はOKである。 整形失敗はきついが。 勿論ビューティーコロシアムに出る人達は洒落にならんが。 ここではギリギリアウトな人達だろう。
主観に於いて、日常生活が困難である人達はテレビに出る事が出来ない。 詰まり、障礙者である。 自分は障碍(または障礙)の字を書く。 障害、ではないのだ。 壁に立ちはだかってしまう人の意味である。 本来はそういう意味である。 害成す人ではない。
タモリやピーコ、そして武田幸三は片目が見えないみたいだが、それでも出られるのである。 結局乙武が出ても、彼自身が見世物の如く扱われていただけなので、意識啓発には何にもならなかった。 ゴッドハンドの件でも乙武は、普通の手でもいいから欲しいと、報道バラエティ番組で言ってたな。 その時の周りの人間の表情が凍り付いていたな。
この言論空間、ひいては障碍者を日の目に出すと言う大きな作業を推し進めることなく、寧ろ大きく後退してしまったと言える状況である。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.03.24 05:42:07
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