清浄の草むら

手短に述べる。

K-1(FEG)の不良債権みたいな挌鬪技興行が深夜で放送された。

ミノワマン、菊野克紀、ジョシュ×モー、その他大勢。

フェザー級の防衛戦だったのに、この三試合よりも人気が無い。

高谷とかが出れば良かったのにね。

戦うフリーターも、川尻も今回は参戦せず。

会場には居たみたいだけど、川尻は解説。

ミノワマンはジミーとか言う重量級戦車みたいな相手と戦ったが、これが苦戦。

対戦者がなんでハルクに出さなかったのだと息巻いてた理由が判らなくも無い。

下手すりゃボブサップ、崔洪万、ソクジュ側のブロックの選手をサンドバックをタックルで突き飛ばした圧力でのしていたかも知れない。

結局ギリギリで足関極めて勝ったが、余りの疲労困憊振りで観客へのサービスコールを忘れる所だった。

これは事実上のハルクの防衛戦だろう。

なんとこの試合の前にもプロレスをしていたのだからなんというタフネス。

今年もハルクやるのかな？

DREAMが風前の灯なのだから、やらざるを得んだろう。

石井慧とか、朝青龍出せよ。

これやれば世界トーナメントとして盛り上がる。

次の菊野の試合だが、これも華麗だな。

必殺三日月蹴りが炸裂するのだが、パンチから繋げているので進化したなと思った。

試合時の微笑みは、恐らく何らかの脳内麻薬がドピュドピュ溢れてて恐怖を打ち消しているのだろう。

これはゆーやも同じことが言える。

ゆーやは自分よりも強い相手となるとその癖が出るみたいだ。

菊野が敗戦から見事に起死回生を図ったのだから、今度は友人の乙が勝ちに行けよ。

乙が勝ったら、今度は京太郎が勝て。

そうやって繋げて行くのだ。

さて、外人同士の対決でジョシュとモーの対戦だが、ジョシュの金的がモーに当たって、一時中断。

結局ジョシュがモーを下すのだがマイクパフォーマンスが流暢な日本語でモーや観客に詫び入れるかの如く喋ってた。

青い瞳のケンシロウなのに煽りVではハルク仕様イラストでスーパーマン風味となってた。

プロレスでも強い。

ジョシュはハルクに出られるかな？

ベスト4は残るとして、ジョシュ、ジミー、後はやっぱりボブサップ、崔洪万はドラマがあるから今年はパスだな。

観てて面白いが、やっぱり挌鬪技自体は風前の灯。

少ないカードを如何にして遣り繰りしてるかって感じだ。

さて、コヒの引退が耳に届いた。

以前から噂になっていたが、その話は本物である。

ペトロは公式（ショウタイム）にも欠場とあって、信憑性はあったが、コヒはその不安だけを残していた。

乙が唯一圧力で勝てる相手だったが、圧力そのもので試合前から相手を退けてしまった。

コヒに関しては何も言う事はない。

この時点で過去の人になってしまった。

今更言及する事は何一つないだろう。

10年来のMAXを牽引して来たと言うが、お株を新参者に奪われてしまって気付いたら誰も彼を憶えている者は居なかった。

故障も多かったしなあ。

唯一つ言える事と言えば労いの言葉を与える事か？

御疲れさん。