清浄の草むら

乙の今年初めに闘う相手、それは菊野克紀でもメレンデスでもない。

闘う相手とは、目の前の敵。

世間を動かす黒幕である。

石原都知事が次期都知事への立候補を止めた。

何故降りたかと言えば、五輪招致失敗の責任だとか何とかで。

一番のネックだろうなあ。

これがあるから、都民の理解を得られる事は無いだろう。 

石原陣営は後継候補に松沢成文神奈川県知事を推す積もりらしい。

実は、この松沢が曲者である。

神奈川に於ける条例制定では飲食店での喫煙を禁じたばかりでなく、ゲームへの有害指定販売規制を掛けた所である。

詰まり、都よりも苛酷な制定を仕掛けるかも知れない。

それだけでない。

今回、角川含むコミック十社がＴＡＦへの出展拒否で、而も独自に開くアニメコンテンツエキスポにかなりの来場者が見込めると言うから、都としては顔に泥を塗られた形だ。

都と言っても、警視庁や警察庁の警察官僚である。

それが上手い事天下りを難なく進めるであろう思惑だったのに、形の大きい抵抗に遭った訳だから、どこかで復讐を仕掛ける積もりだろう。

もっと大きな条例を敷こうとするのでは？

抑も、条例制定権の逸脱行為である筈だが、それを平気で行うのだから遣る連中の気が知れん。

結局、その条例制定権の逸脱行為がばれるから、陳列区分だと言うお為ごかししか出来ないのだ。

だがワタミも立候補する。

恐らくは自民党系の分裂選挙になるだろう。

石原と違って、ほぼカリスマ性の無い二人である。

浮動票は彼等に投票しない。

民間校長紛いに誰が投票するのだろう？

バンキシャ系はどうもカルト臭がプンプンする。

日テレ讀賣＝バンキシャ＝目が点＝ネット及びオタ憎し

このラインがどうも怪しい。

カルト勢力の橋頭保に映る。

カルトは常に偏見をばら撒く。

バンキシャは誤報や思い込み報道で何度も謝罪した経緯がある。

予め用意した答えが有ってそこに導こうとする。

囲い込みは以前から行われていたのだ。

だがカルトの思い通りにはいかないだろう。

無党派を取り込めないのだから。

蓮舫か東国原が出れば、カルトは負ける。

仮令彼等が出なくてもカルトの手先には投票するもんか。

猪瀬は結局虎の威を借る狐だった訳だ…。

御愁傷様です。

乙は、このカルト勢力と闘わねばならんのだ。

段々と、敵の正体が見えて来たか…。