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カテゴリ:カルト集団
此れ迄、自分の事業仕分け的な雑誌の俎上に上がって来そうな物だったが、そのG-typeがこの日の発売で最後となってしまった。 誠に残念である。 何時頃から買っていたのか判らない。 雑誌としては12年にも上ると言う。 在学中に買ってたから、10年位になるかな? 隔月刊だが1800円もしてた。 今回は2000円と高かった。
残念だが、これで最後なのだろう。 事実上の廃刊である。 恐らく、編集部も配置転換されるからもう復刊は望めないだろう。 これからはメガストアを買わねばならんか? パソコンゲームなんてやらんし買わんしなあ。 作業的になるから厭なんだ。 右手が痛くなるわい。 マウスをクリッククリックしまくるから。 そして、高い。 テンプレみたいなキャラを攻略してく事務的作業が厭になる。
アニメの為に買い続けるのはどうかと思う。 しかし、なんでこんな事になったかと言えば、そもそもが都条例の所為である。 此れ迄、幾度と無く世間で性犯罪的な事件が起こる度に増刊を已む無く休刊して来た経緯がある。 殆どが因果関係を導き出せないのだが。 そんな中、同時に発売されてた角川系列の雑誌が都条例の事に就いて反対の旨をページ割いて載せてた。 社長と大学教授か? 全ては、三月に開かれるアニメコンテンツエキスポを開催するに当たっての声明である。 角川とかの一般向け雑誌を発行する出版社が戦う姿勢を見せているのに対して、G-typeは戦う事を諦めてしまった。 本来の条例はグレーゾーンに線引きをして区分すると言う話で(元々そんな生温い物ではない)完全に向こう側の作品には無関係だったのにも拘らず、「自主的に」G-typeを廃業させてしまった。
尤も、行政指導には唯々諾々と従わざるを得ない成人向けの出版物だから、ケツ捲っちゃったのかなあ。 但し、美少女アニメ自体素寒貧状態がここ数年続いてたから、自主廃業も宜成る物哉と感じたが…。 2005年迄がこの時代では良かったと思ったんだがなあ。
本が売れない。 本が売れないから一般誌で興味を引かそうとする内容で売る。 労力が其処に注ぎ込まれるので美少女コンテンツが過疎化する。 美少女コンテンツ紛いの雑誌が一般向けで売られるようになる。 アニメにしても漫画雑誌にしても本来の主戦場は美少女系だったのが多い。 松本ドリル先生とか、アームス製作のアニメとか。 当然内容もギリギリのラインだったが行政に好い加減目を付けられてしまった。 一つはPTAに拠る規制の要望、もう一つは行政に係る利権の確保。 PTAと言ってもそのPTAを嗾けて暗に支持者を獲得しようとする統一カルト。 読者視聴者はバラバラにさせられてるので、規制派に囲い込みをさせられて現在追い詰められている。 条例は通過し、現在は松沢と言う都知事候補がゲーム規制に乗り出そうとしている最中。←現在此処 これから行われるのは東京と周辺の自治体を巻き込んで一つの巨大な国家内国家を作ろうとしている。←将来の意思
頻りに自主規制自主規制と言う輩がしれっとして言う。 表現は自由なのに自主規制とは何だ? 此れ迄自主規制はし続けて来ただろう? 毎度毎度漫画規制の話題が巻き起こる度に自主規制をして来たのだ。
小林よしのりの闘いの中でもその事は常に描かれてる。 初期のゴー宣はそれである。 抗議団体が来るとかで編集部や漫画家は委縮してたのだ。 抗議するなら、編集部ではなく漫画家に当たれと言って来た。 詰まり、議論をせよと言っているのだ。
日本人は話し合いと言う場を設けない。 面と向かって話し合いをして折り合いを付けて行かねばならんのに、押し込めば良いと思ってるのが居る。
議論しない、させない、捻じ伏せる、である。 自分が見なければ良い物を、存在其の物迄消滅させようとするのだから、狂気の沙汰である。 言葉狩りが流行ったよなあ。 不断の努力で、神経過敏にならずに済んだのだが。 指を折り曲げるだけで抗議来るんじゃないかと本気でビビっていたそうだ。
黒人が描けなかった時期まであったらしいからなあ。 そんな今、ジャンプが面白ければなんでもOKとしてるそうだから、期待は出来そうだが。
言葉狩りに立ち向かう姿勢は良い。
また、G-typeが復活する日を期待したいのだけどなあ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.03.07 01:48:34
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