清浄の草むら

ナチス“風”衣裳なのに文句を付ける…。

呆れるわい。

寺の卍にも文句を付けるんだから、こいつらって“文化”ってのを理解して無いんじゃないのかと。

文句を付けたのは毎度御馴染のサイモン・ウィーゼンタール・センターです。

週刊ポストがユダヤ資本に就いて記事を書いたらそれだけで抗議するんだからなあ。

もう、ユダヤ系の事に関する記事は如何なる事も御法度ですかい？

水樹奈々のＰＶでナチ風の物が有ったが、これにもいちゃもんをつけるのかよ？

ああ、そうかナチを許容しても批判が前提なら表現の幅は限りなく狭くなるな。

ナチの時代に開発された技術だって今に生かされるものが有るのに…。

実は鉤十字と卍の関係はなさそうで有り。

鉤十字はアーリア人種の象徴として掲げられてたけど、卍は古い古いインドの太陽のシンボルとして描かれてた。

アーリアの民はカラカラ音を立てて回転しながら昇って来る太陽を神として信仰してた。

それが卍。

太陽神アポロンが車に乗ってやって来ると言う象徴もあるし。

ユダヤ人を中傷する事は咎めるべきだが、なんでナチスを取り上げる事は駄目なの？

ユダヤ人だってパレスチナ人を散々苛めて来たじゃん。

壁まで囲って閉じ込めるのは正に自分達がやられた事をパレスチナ人に同じ様にやっているのだ。

しかもイギリスやアメリカを後ろ盾として。

卑怯そのもの。

最大の被害者だから被害者の行動は全て正しいとするこの屈折した、ルサンチマンはどうにかならんのか。

これだから復讐の連鎖は止まらんのだ。

結局近代のユダヤ人を作ったのは紛れも無くナチスだったんだなとつくづく思う。

排他的な民族性はナチスのそれだし、過度な被害者意識もまたナチスそのもの。

神の領域に近付こうとする事も、ナチスもユダヤもそっくりだ。

ロシア人だって散々ユダヤ人を虐め抜いて来たのに、其処は忘れ去られている様だな。

日本が鈍感なのかも知れんが。

しっかし、ナチスのパロディも許されんとは、ユダヤ人はナチスを神聖化するつもりか。

鏡面的でもあるからそうならざるを得ないんだろうけど。