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カテゴリ:毒電波テレビ感想
飛びます飛びます。 本当に飛んで行ってしまった…。 本音としては、なんだか生きているのかもう死んでいるのかどうか判らなかった。 赤塚不二夫みたいに。
テレビコントの雛型を確立させたコンビだったか。 観た限り、其の時は歳食ってたのに何てアクティブな人なんだろうと思えた。 まあ此処で今更思い出に浸る事も無いだろう。 他の人が書くだろうし。
昭和は遠くに成りにけりだなあ…。 いかりや長介も植木等も藤田まことも死んじゃったし…。
谷沢永一もその前に死んでしまったと言う。 戦後の左右冷戦時期の一端の論客だったけど、平成二桁になってから言論が可笑しくなってしまった。 自身は鬱になっていたと言うし、其の時身を退いてたら良かったんだろうけど、自分自身を客観視出来なくなっただろうなあ。それ以降谷沢に振り回される人も多かったなあ。 別に鬱の所為にしてる訳ではないが。 つくる会を省かれた腹癒せに執拗極まりない罵りをしたり、デマを本に書いて加地伸行に訴えられたり、聖徳太子はいなかったとぶっちゃけたものの却って周りから馬鹿にされる始末。 最近は形を潜めた感じがしたが、遂に逝ってしまったか。 もう81歳だもんなあ。 勢古浩爾に馬鹿四天王と言われた人の内でもう一人いたな。 小室直樹。 この人も既に死んでいたなあ。
死人を侮辱する訳ではない。 馬鹿四天王は残り渡部昇一、長谷川慶太郎も居るが、その時には言論人として輝いてたかも知れないが、歳を取ると如何にその言説が通用しなくなるかと言う見本を示したなあと思う。 残念ながら。 谷沢に関しては既に論評済み、小室直樹は副島隆彦が絶賛してたが個人的にはこの小室は賞味期限が切れたなと思ってた。 資本主義の精神はキリスト教の精神主義が齎したと言ってたが、此れは今思えばトンデモに近いよなあ。 あの言説は牽強付会も甚だしかったと思う。 それならば、日本人の戦後の復興と世界第二位だった時の経済大国はどう説明するのだろうか。 日本人にはキリスト教は関係なかったし。 キリスト教=二宮金次郎はトンデモに近い。 そんな事はどうでもいい。
渡部昇一も皇室議論ではおかしなこといってるし、長谷川も派遣切りに関する言説が全くおかしなことばっかり言ってた。 一定の読者がいると、自分の言説が正しい(基本)と錯覚してしまうのだろう。
仮説は覆ると言うのは世の常なのに。 だからこそ、ついて行けなくなるのだろう。
芸人ならまだいい。 一生ピエロで居るのだから。 寧ろそれは誉めるべき。
言論人は歳食うと不味いよなあ。 矢張り、先人を手本にせねばならぬと思った。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.03.14 02:44:45
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