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2011.09.22
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カテゴリ:常日頃、ぼやく

昔は、個人の成長ぶりを見届けるってのが主流だった。

漫画とかはそれで人気を得てたんだけど。

今はそれが通用しなくなったなあ。

ジャンプで連載されている宇宙飛行士の漫画なんてもう後ろの方だ。

 

少年が宇宙に飛び立つ迄やっぱり物凄い努力が要るってのは判るが、それはもう、退屈。

皆が求めるのは結果。

プロセスを重視するのはアマチュアか素人の領域。

ただ、アマと素人は違うので此処では峻別させる必要がある。

 

アマチュアに関しては何度も言って来ているので言う必要が無いが、素人の場合は国民の大多数が素人なので、それに向けたアングルが必要となる。

それが成長なのだが、成長した後のストーリーは誰も追わない。

皆プロの世界には興味無い。

所詮、素人に毛が生えた物しか興味無い。

 

AKBが受けるのも宜成るものか。

高校生の相撲の風景は追うが、力士の世界は追わない。

どうせ興味あるのはプロからドロップアウトした者。

 

アマチュアだったらその競技に関心が行き、素人は修行の世界。

タフと言う漫画では極力修行のシーンは省かれてる。

ドラゴンボールとかブリーチは修行をバンバカしてたけどなあ。

 

銀魂はそれが無い。

ギャグだし。

 

所詮、才能の世界だと言う事が判ってるから、修行するのも無意味だし、サブキャラはとっととフェードアウトして行ってしまう。

ドラゴンボールならヤムチャやクリリン、男塾なら富樫&虎丸。

 

これはもう、直ぐに結果を求めてしまう政治に起因するのでは?

首相の賞味期限は1年。

内閣は半年。

こんな無茶苦茶なのってあるか?

まあ他の国に較べれば安定してるんだが。

他国は政府すら無かったりするし。

抑も、グローバルでしかも不況だから結果主義に傾倒してしまって、そこから修行と言う余裕が無くなって仕舞った。

益々才能の世界が幅を利かす様になったもんなあ。

それが漫画の世界に迄。

それは少年少女の読者の感性に迄。

 

K-1がテレビ打ち切りになったのは、魔裟斗が修行して世界を取ると言うアングルが無くなって仕舞ったからだろうか。

他の選手には最早求めてはいなかった。

 

乙にも当て嵌めようとテレビも考えたのだろうが、それは需要の範疇には無かった。

面白いか、面白くないか。

たったそれだけである。

 

乙も自分なりの盛り上げ方を考えて行くと宣言してたし。

乙も菊野もそしてナベ男も水野くんも成長アングルはあって面白いのだが、それは視聴者の求める物では無かった。

 

最も原始的な面白いか、面白くないか、それが求められる。

政治も漫画もアニメも。

アニメは1クールだもんなあ。

初動のDVDの売り上げで次期製作を決めるんだから。

もう結果主義。

カツカツしてる。

 

金が回らないからなんだろうなあ。






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Last updated  2011.09.24 04:39:24
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