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カテゴリ:毒電波テレビ感想
これは年二回的な特番を組んでいて、貧し過ぎる村で井戸掘ったり竈作ったりするがこれが面白い。 何て事は無いんだな。 海外青年協力隊みたいな事をテレビの企画で日本の職人が派遣されて技術を伝えて行く。 現地では必ず一番弟子が就いて技術を継承する企画だが、ある程度の文化が隣の村か都市に偏在しないと、成り立たないなあ。 掘り鉄管作るのに熔接する所がないと駄目となると、文化そのものが無い地域だとどうなるのだろうか。 運ばれて来る地域はある程度の都市文化がある所である。 都市と田舎がある国。 国全体のインフラ波及も儘成らないから遅れる地域、放置される地域が存在する。 今の世界は国民国家だから、何処か必ず文化の集中する所だけはあると見て良い。
しかし企画内容は変わらんのだよ。 井戸掘ったり竈作ったり、燃料開発したり、日本で言う所の2000年前から既に存在する技術を教えてるだけ。 皆、忘れてるんだな。 古の文明は既にそう言う技術が確立されてたのに、燃料である木を必要とし、都市の周りの自然を破壊し尽くして滅んでしまうのである。 我が国は、よくもまあ滅びずにやって来れたもんだ。 江戸時代は禿山だらけだったのに、滅亡の危機だと言う事に気付いて植樹したのだから。
違いを面白がるのは、その土地の地質がまちまちだと言う事だろう。 僅かな違いが企画其の物の多様性を彩ってる。 技術を教えたら、日本の技術者が居なくなっても簡易竈を作ったり、井戸の周りをコンクリで舗装したりと、自ら率先してやったりしてるのである。 何故か嬉しい。 教える側も、見る側も、継承される側も、達成感を感じれば嬉しがるのだろう。 この番組の企画だけでなく、日本人は海外で“良い事”をしているのである。 その恩を返すのか、日本が災害に見舞われても施しを受けた国はお金募って寄附しているのである。 アフガンなんか、インフラが破壊されて糞貧しい所では無いのに、僅かな金を集めて日本に寄附してるのだ。 アフガンにボランティアに出掛けている日本人が多いのだろう。 決して、見返りなんてないのに、行く人達って多いよなあ。 でもそれって昔戦後直ぐ貧しい頃の日本はユニセフから援助受けてた位だしなあ。 そのお返しなのだろうか。
さて、SMAP中居の黒バラでは野球に興味無い女芸能人を呼んで滔々と野球の素晴らしさを伝えるのだが、全く伝わってないな。 物凄く男男な番組だなと思った。 現実的には、野球は地上波放送が無く、人気も無くなって来ている。 テレビ局自体が収入減で放映権料を払えない位に迄落ち込んでると考えた方が良いかな? ただ、この番組通じて野球人気を喚起させようとするステルスマーケティングかと思える。 しかし、野球自体は既に認知されているからステマじゃないんだけどなあ。 中居が家で野球のメモ取っているのが何か笑える。 其処迄してるのか。 野球が無ければ寿命が縮まるとか、生きる希望を見出せないとか、どれだけ野球命なのだろうか。 こうして見ると、野球に興味の無い女が出て来るって事は野球の影響力が低下しているのだなと感じる。
K-1高校生大会が前日に開かれてたが、乙の後輩が出場して乙自身も会場に居たのだ。 うーん、乙が折角キックの搾取システムから逃れる為に綜合転身を図ったのに、此処に出るとは、結局人質を取られていると考えてしまう。 某館長は、プロ興行は香港に任せて自分はアマを充実させて五輪種目へと発展させたいと言う。 こうすれば、ファイトマネーの問題はクリアできるな。 金集めが出来るんだから。 逮捕されて実刑食らっても、勝ち組は勝ち組。 一番初めにシステムを作り上げた人が勝つ仕組みなのだ。 某館長は世界で初めて、空手をテレビ向けプロ興行化に成功した人である。 既に似た様なキックボクシングがあるのだが、此れは打倒ムエタイを掲げた空手家がムエタイを換骨奪胎した物である。 ムエタイ=キックボクシングは人気が地の底迄低迷してしまい、誰もやらないものになってしまった。 K-1は飽くまでも空手なので、ルールを他の競技に合わせると言う事は無いだろう。 其処迄空手色が強い興行である。 選手は必ず何処かで空手を齧っている。 乙も、ゆーやも、( コ_ヒ)も、野杁くんも。 彼等は永遠に搾取者に因って搾取され続けられる。 その輪から食み出たのが、乙である。 ( コ_ヒ)は怪我もあるし、前田が引き剥がしたのだろう。 某館長が世界初の空手興行に成功した人物なら、乙は2000年続く奴隷挌鬪家の呪縛を解き放とうとする世界初の人間である。 乙に実は挌鬪技の命運が懸ってると思って良い。 プロレスも、キックも総合も、乙のスポンサー頼り。 其処迄挌鬪技が落魄れているのだが。
また、ヲタと挌鬪技を再び繋ぐ端緒でもある。 何もかも世界初。 どうせ某館長も乙頼みだったろう。海外のタニマチ頼みが建前なのだろうが、国内興行が無ければ意味がない。 国内興行を成功させる為にはどうしても大口スポンサーが必要になって来る。 だから、某館長は魔裟斗にスピーチのアドバイスを送ったり、乙にもアドバイスしたりと何かと懐柔して来る。 魁塾の憂弥は言い方悪いが人質だろう。 乙の綜合転身と引き換えに、魁塾の塾生を出す。それに、綜合転身つっても未だに魁塾所属。 これが何の意味を成すか。 搾取状態を解消する為の改革だろうか。 そういや、HOGUMIでもきょたろの抜けた穴に龍所属の卜部兄弟の兄、弘崇が参加したり、乙がキックで練習してた銀狼所属の左右田泰臣が入ったりと、此れも又、ジムのチャンピオンを流出させないと言う思惑なのだろう。 彼等は抜けた穴の人質だ。 挌鬪技は人生そのものだなと思えるな。 売春婦と同じく、古から続く職業だ。 挌鬪家が、自ら主体的に考えて、生活を楽にする事が出来る日が来るのだろうか。 乙が生きている間に。 挌鬪家は、物を考えて欲しい所である。 彼等は本当に何も考えてない。 後援会とかジムとか、周りの人間に良い様に操られている。 そうすればその時は楽なんだよなあ。一所懸命に練習に打ち込めるから。 何も考えないと、体が壊される迄やらされるからなあ。 売春婦は解放されただろう。実はね。江戸時代の吉原とかは奴隷だろ。 特殊風呂屋はシステムが違うが、あれは長年の努力の賜だ。 アニメーターは国が関与して初めて解放に向かう。 国は税金ばっか取るとか信用されていないが、職業に関しては調整を取っているのだ。 奴隷的搾取から、技術を教えて解放する。 後は、挌鬪技だな。 プロモーターやヤクザに因る搾取から愈々解放される日は近いのだろうか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012.03.19 02:50:13
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