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カテゴリ:アニメ感想
主人公がラスボス。 ある種前代未聞だな。 シャナが主人公、と言うよりもこれはマスコット的ヒロインの象徴じゃないの? 主人公坂井悠二が超人(フレイムヘイズ)の足を引っ張る一般人でひ弱な存在だったけど、彼らと行動を共にする事で段々強くなって行く、と言うのは少年誌的セオリーだった。 しかし主人公の力が強くなり過ぎて何時しか世界最強に迄なってしまった。
現世を荒らす徒(ともがら)が人を食らわずに暮らして行ける新世界を作るのが、このラスボス主人公の願いだった。 設定が厨過ぎるって事もあるが、主人公がこの世からオサラバするのはまどかでも一緒だったな。 ヒロインがくぎゅだったから受けた様な物だったな。 釘宮病てのも出て来たが、声優も若い人が出て来る以上、釘宮病から覚める人も出て来るな。 今はイカ娘の中の人か、愛生ちゃんか、キタエリか、花澤香菜とか、竹達とか(と言ってもこの人達、でもないんだよなあ、今はロシア語喋る声優さんも出たりする)にシェアを奪われたりするし。
30超えたらヒロイン性は消えて無くなる。 もう脇役にならざるを得んな。 Fate/Zeroはヒロインがセイバー、川澄綾子と鉄板だな。 然しこの作品では主人公は衛宮切嗣、小山力也なんだなあ。 小山力也は主人公格だから良いけど。
自分の中では主人公はライダー(イスカンダル)で大塚明夫なんだがなあ。でもってその屁垂れマスター、ウェイバー(浪川大輔)に共感を得るのは自分だけ? そういや、浪川も主人公格を演じる事もあるよなあ。
何時の間にか、Fateの話になっちゃったけど、シャナに戻そう。
戦闘シーンがやけに長い印象を受けたな。 どのシリーズをとっても。 戦闘だけ特化したらダレて来るのは自分の中では当たり前になって来るが。
然し、最後のマージョリーとシュドナイの怪獣大決戦みたいな戦いは良かったな。
思えば、ゼロ魔と声優陣が被ってたな。 当時の売れっ子達を集めたのだから。 しかしそれもラスト。現状の声優を集めてももう消費者(敢えてこう言う)は他の声優に御執心だろう。 ゼロ魔は続きそうでも(作者が恢復して原作を完結させても)、早めに切ったのは売れ行きを勘案しての事だろう。 緋弾のアリアはテンプレアニメだからあれだけかな。
そう言えば、青野武が亡くなった。 無念。 ゼロ魔完結する迄にオスマン役に復帰して欲しかったと思った。 友藏が三人目になっちゃったじゃん…。 三人目はまだ50代らしい。 好い加減老人には老人役は務まらんのだろう。 ソーメン老師に熊八とバラエティ豊かだった。 熊八って戦前生まれだったらしい。 熊八って名前からして八男だから長男こそが戦前って可能性が高い。 零戦のパイロットって、今生きてりゃ85以上になるんじゃないの?
そりゃあねえ、シエスタが曽祖父って呼ぶ位にもう其処迄時代が経ってしまったよ…。
メタルギアの大佐役の声やってたけど、この作品って鬼籍に入る人も多いんだよなあ。 作ってる人が昭和の洋画マニアが多かったのかも知れんが。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012.04.11 04:11:19
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