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カテゴリ:映画日和
前評判は自分のだけど、芸人を排除して声優をなるべく中心にして固めたのは評価に値すると言ったが、正にその通りだった。 その部分は評価する。 しかし、映画としてのストーリーは前作より引き続いて切り貼り的展開が目立つ。 予告カットを先に作るのだろう、その後に前後の脈絡を繋げて行くと言った感じ。 残念ながら初めから最後迄作り上げる様な技術をこのスタッフ達は持っていない。 完全分業スタイルが話でも成立してるのねと思えてしまう。
それに目を瞑って考えても、一歩前進だと考える。 大きく後退した状況から漸く前に進んでスタート地点と言った感じ。
半端芸人の棒読みから解放されたのは嬉しい。 長期的な評価と売上を考慮すれば、巧い人達で固めた方が良いのだ。 フークとか言うキャラはもろに福君だった。 声は出てたな。 音響さんもよく仕事してくれたなあ。 いわゆるゲストキャラは福君と小栗旬だな。 あんちゃーんじゃなかった、福山雅治はEDテーマ曲だったが。 そんな彼等はメインを張る訳でもなく本当にゲストキャラの位置で重要人物ではなかった。
これで良い。 一からやり直せ。 荒らしたら作品としての評価は地に落ちるのだ。 こうして作品自体がなかった事にされて文化が衰頽して行く。 ドラえもんも随分汚されたよなあ。
そんで、作品自体の感想は、まあね、押し付けがましいテーマが目立ったなあ。 小学生以下を対象にしてるのか? それでも何かあざとさを感じる。
のび太パパが異次元ではのび太のパートナーとして活躍するな。 声が野沢雅子だった。前期ドラえもんののび助はのび太の中の人だったが。 一度限りだし、老齢の野沢雅子でも良かったと言う判断だろう。 あと、奈々様が出てた。 やっぱり奈々色の…違った、七色の声という異名を持つ職業・声優だけあって、随分と違う印象を受けた。 それと田中敦子も出てたな。 彼等の其の物の声じゃなくて、映画用に新たに構築された声で以って挑んでた。 ここで差を付けたな。 棒読みタレントや芸人なんかと違うのだよと。 今後も登用してくれ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012.08.12 07:28:22
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