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カテゴリ:毛ー1と夢と挌鬪技
同時期に、秋のオールスター感謝祭がやってたが終ぞぬるぬる相撲がやらなかった。 K-1があった頃は裏番組にK-1があっても時間をずらして終わり頃にぬるぬる相撲をやってた。 奇しくもIGFはブッキングでもぬるぬる相撲をやらなかった。 前回やってたのに。 安田忠夫と小川直也とピーターアーツが出てたのに。 勿論、猪木が連れて。 体育会TVが土曜に映るからアスレチックを中心に打ったって感じ。 ブッキングだから仕方ないか…。 とは言っても、三月の時点でガチ相撲やってたんだよなあ。
深夜に19日にやってたボクシングの試合を2試合流してた。 京太郎と土屋修平のである。 内容は既に知られているように、両者共順当な試合運びだったが殆どカットされてた…。 ボクシングが地上波放送の最後の砦なのにこれすらも味噌っ滓扱い。 我が国には挌鬪技が流行らないのだ…。 定着しないのだ。 無念である。
前にも言ったが京太郎のボクシング転向は乙の指図ではないかと思われる。 大会が開かれずに宙ぶらりん状況だった所を船木に拾われてプロレスへ行くのだが、途中でボクシングへ進むようになる。 これが不思議。 プロレスしか考えてなかったみたいだが、総合の話もあったようだが、結果的にボクシングを選んだ。 考えられる点はある。 先ずは元キックの土屋がいることで、キックの選手で成功しているからである。 次いで乙の弟謙吾が乙の勧めで角海老に移籍したことである。 乙がボクシング界隈に詳しいこと。 資金やマネジメントがしっかりしていること。 大手であること。
乙は恐らく日本人ヘビーが穴階級であることを睨んで京太郎に進めたのだろう。 乙と同じくプロレスだと被るし、何よりボクシングはバックもしっかりしていてTV放映の可能性があるからである。 挌鬪技の炎を絶やさないためにも。 ボクシングは単純に強ければ誉められるのだ。 逆に総合は解りづらくて終ぞ定着しなかった。 総合とは名ばかりの寝技組み技プロレスの亜種でしかなかった。 炎の体育会TVではブラジリアン柔術になってしまった。 IGFの興行には総合格闘技はなく、異種格闘技があるだけ。
K-1は金がなくなって終わったが総合は定着せずに終わった。 GENOME22は異種挌の試合ばかりだった。 前々から続いているが。
第一試合は定アキラとジェイ・ブラッドリー。 この試合は相変わらずアキラの地力不足が目立った。 技術は亢進したのだろうがまだ若い、逆転勝ちしても逆にへろへろになってた。 第二試合は柴田正人とトーマス・スタンレー。 両者共総合格闘技の経験があるようで、しかしトーマスの方が愛知での用心棒経験があるというからなんか恐ろしいなあ。 トーマスはオープンフィンガーグローブを填めてて、試合も打撃中心だった。 柴田も打撃に耐えるがやっぱり相手が強かった。 第三試合も元総合格闘家同士のプロレスで川口雄介とキム・ジョンワン。 二人共プロレスが出来る。
不思議な物で元総合格闘家の方がプロレスが出来て純プロレスの方が下手くそ。 川口のハイキックからのフォールで勝ちを修めたが、今後川口がベルトを巻く日も近いかな?
そして第四試合が岡本とバル・ハーンの相撲バックボーン対決。 バルはモンゴル相撲の恰好をして挑むが投げを連発するのだ。 だが岡本のスラムでバルから逆転勝ちをする。
第五試合はケンドー・カシンとアレキサンダー・コズロフ。 これに関してはカシンがトリッキーな動き見せて面白いのだが、結局アレキの力技で絞め上げられて負けてしまった。 第六試合は澤田敦士とビッグダディVとか言う巨漢のシングルでの対決。
闘魂3Sははっきり言って他の選手の力添えがなければなーんにも出来ないのが分かってしまった。 前述の純プロレスの下手糞からの引き継ぎでそれと後述するが藤田にあしらわれてしまうのである。 文字通り話にならない。 解説者が3Sの中で頭一つ抜けてると言ってたが、それは澤田が顔面パンチ受けする無茶振りをするからだろう。 この無茶振りがなければ澤田は出て来れない。 ビッグダディVの試合運びもてんで駄目。
傍から観てもあからさまな勝ちブックだというのが解ってしまう。 頭切って出血するのは本当かも知れんが。 前に乙のプロレスを65点と評したが、澤田はそれ未満である。
橋本大地が40点だとすると澤田は50点。 無茶振りの嵩上げで及第点に辿り着くんだろうけど。 尤も彼等はPRIDEやDREAMが存続してたら出てた口である。 リアルファイトって感じなんだよなあ。
第七試合はバンナの代役で出た天田ヒロミとタッグを組むピーター・アーツと、対戦相手が鈴川真一と鈴木秀樹となる。 GENOME史上最悪(笑)かも知れん。 鈴川と鈴木のタッグはネタがないから仲間割れの振りしてる。 鈴木も後で調べたら挌鬪技の経験がなくプロレスの経歴もそんなにないのだ。 ドラゴン藤波から色々と技を伝授して貰ってるようだが、其処迄しないと付焼刃にも成らないのだろう。 ある意味体のデカイ橋本大地達である。 猪木に付いて行けばこうした先達から色々と指導に鞭撻を受けられる。 他の団体の選手がこんな優遇とも言える事はあるのだろうか? 京太郎ですら夏のプロレスが終わって全日から練習生としてデビュー果たそうにも来年からだと言われてたのだ。 因みに船木も総合格闘家だがプロレスでは好成績を残す。 鈴木みのるも。
試合は鈴川の横暴と暴走で自爆するのだが、天田ヒロミが意外とプロレスが出来て面白かった。
下手くそな奴は悪役に徹するしかないな。
さて第八試合はメインのタイトルマッチで藤田和之とボビー・ラシュリーのアマレス王者同士の対決だった。 アリスターからの交通事故みたいな敗北から見事復活を果たしたな。 王者はタイトル守って然る可きの試合運びだったが、ボビー・ラシュリーが奪ったらどうなってることやら。 これで客来るのか?
防衛果たした藤田の元に澤田が乗り込んで勝負しろと言って来たが、前述のように藤田は小川連れて来いと一蹴。 澤田じゃ絵にならねえよ。
ベルト巻く程団体のエース張れるのか? あの時点で澤田が駄目なのは見抜いてたのだな。
猪木劇場は無味乾燥だったがその前にやってたINK123ダーとか言う三人娘のユニットは何なんだ!? 猪木は斜め上の発想をするなあ。
個人的に日本人選手の採点をしてみる。 闘魂3S 澤田敦士:50点。覚醒時は65点。プロレスすらも出来ない。悪童振りで誤魔化すしかない。 鈴木秀樹:60点。正統派っぽいがやっぱり観てると粗い。ドラゴン伝授の技も不発。最悪。 鈴川真一:55点。ガチでやらねば評価が上がらないとなるとやっぱプロレスラーとしては駄目。 将軍岡本:49点。ボブサップには勝ったが、パチキしかないのが駄目。藤田や川口の時では一方的にやられてた。 定アキラ:58点。スタミナが足りなさすぎる。若い内からデビューしてるが他の選手に追い着いてない。 川口雄介:81点。現時点で。総合格闘家だがプロレスが巧いので評価の対象から外そうと思ったが、一応付けてみる。岡本のブックに付き合わされて可哀想。これからももっと上手くなると思う。 この評価はプロレスラーはプロレス出来て興行に参加するのでみんな100点。
他団体に出るとこの3Sは間違いなく悪役の部類だろう。 このプロレスラーの癖してプロレスが出来ない試合に、キックの選手を混ぜるのは稚拙で未熟な技術を隠すためだろう。 ガチ風味を売りにすればDREAMやK-1で活躍した選手やそのファンも来るからである。
乙も得意の打撃をぶつけるのなら打撃中心でプロレスリングに上がればいいのにね? 加減とかの調整が上手く言ってないみたいでそれで。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012.09.30 13:23:37
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