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カテゴリ:サブカル我流評論
漢字はルビなしの青年向け漫画雑誌なのだが、まあ対象がテイルズや戦国BASARAとか腐女子向け漫画ばっかなんだよねえ。 連載してる絵描きさんは大半が女性である。 アシ募集見ると、募集条件に女性とある。 幾ら性別不明なペンネームや男みたいなペンネームにしてもそれやってしまうとその人が女性だということがバレてしまう。 職場に男が混じると不協和音になっちまうからだろう。 それとも、世界観を壊さないような配慮かも。 理由は色々あろうが。
それと、まあ画のタッチで大体バレちゃう。 頭身がデカくなる。 これ特徴。 特に男は体が長くなる。
背の高い女は兎も角、平均的に女は男よりも背が低い傾向にある。 男がデカく見えるから、漫画の世界の男もまた大きく描かれる。
ながてゆかとか、荒川弘とか、たなかかなことか、柴田亜美とか、ヤマザキマリとか、ごっつい男を描く女流作家はいるがこの人達は特別だろう。 かずはじめは微妙。寧ろシャープさを感じる。 天野明も星野桂もかずはじめ系だろう。 うすた京介の嫁の榊健滋もかずはじめ系。 大体この人達は冨樫漫画や車田漫画に影響受けて漫画家になった人達ばかりだ。 勿論冨樫や車田にもゴツくてキモい男は出て来るが、影響を受けた人にはそのキモさは伝わってないのかな?
かずはじめにもごつい男は出てくるが、そのごつさは省略されている。 記号としてのごつさ。 不思議な事に桂正和に影響を受けた人は河下水希くらいしかいなかろうが、女ではその桂正和に到達し得ない。 ケツ描かせたら日本一。 BOICHIは二番手。
なんだかいつの間にかジャンプ漫画になっちまったが、そんな傾向を窺える。 天野明キャラデザのサイコパスは面白いよなあ。
話逸れたが、特徴的な描き方は男の頭身の他に、女キャラの服飾の手の込み方。 これは他の男の作家には到底及びもつかない事。 男の漫画雑誌に独り突撃してその中で自己主張するのだから。
男が描く女キャラは大体記号化されてて時にそれが非難される向きもあるが、逆に女が描く男キャラも記号化されている。(少女向けとかは) 打って変わって女が描く女キャラは、服飾やファッションでも負けない。 唯、男の漫画雑誌に描く女の作家は大抵腐女子だから大体が男尊女卑。 男の姿形もまた綺羅びやかなのが特徴。 ごつい男を描く人も腐女子で男尊女卑だ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012.12.26 04:50:43
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