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カテゴリ:映画日和
映画で上映される時、観に行こうかと思ったが行くタイミングが掴めなくて其の儘流れてしまった。 DVDで出た時借りようかと思ったが何とテレビでやると言うじゃないか。 借りて損してしまった。 【1000円以上送料無料】麒麟の翼~劇場版・新参者~豪華版(Blu-ray Disc)/阿部寛
まあ兎も角、感想は星を付けて判断するなら。 ★★★★☆ である。 星4つ。 役者があんまり上手くない印象だった。
桃李も、ひとりも、役をやるのだろうけど駄目だ。 なんせ高校生役が不自然。 この時点で駄目。 柄本明の息子は上手いけど、全体的に勿体無いなという印象。
まあね東野圭吾らしい作品ではある。 若者が主役である(主役は阿部寛だけど) ことと、最底辺の物語であること。 東野は理数系だから、何処かに数学者や理科者を出さなきゃ気が済まない病に罹っているのか。 森田まさのりが何処かで関西弁の人間出すように、猿渡哲也が何処かで必ずヤクザを出さなきゃ気が済まない病に罹ってるのと同じ心理が働いてるのか。
ネタバラシしようかと思うが、全体的にインパクトに欠けるなあ。 白夜行とか容疑者Xの献身のインパクトが強すぎたからかね?
ヒットする作品の定理が恐らく東野にあるのだろう。たけしにもあるようだし、理数系の作家はそう言う出来るイメージを予め作って後から拡げるといった感じか。 だが、たけしの作品が駄作ばかりであるように頭の良い人が作っても万人に受けるような作品に必ずしもなるとは限らない。 稀代の迷作『フラクタル』は頭の良い人達が結集して出来上がった物だが、あの作品の評価は推して知るべし。
ポテチで言う所の薄味になっちゃったって感じなんだよなあ。 映画じゃなくて2時間ドラマでやるようなレベルの作品。 東野圭吾には悪いが、初めからそう言う印象しか受けなかった。
今後も此の様な作りをすると流石に飽きて来るかな? それはないと思うが…。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013.01.13 07:53:11
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