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カテゴリ:偶像に人は恋焦がれる
ある意味炎上商法なのだが、所謂社会通念上宜しくないと言う理由で河西智美のグラビアの載ったヤンマガは回収騒ぎになっちまった。 それでも、修正バージョンを載せて再販するらしい。 雑誌自体は出しても赤字なので回収しても赤字には変わりないのかも知れんが(回収する分が嵩むが)、話題を呼んだので修正バージョンも幾らか売れるだろう。
批判も上等かねえ。 実は一定数のファンがいるので、必ず買う層はいるのだ。 回収前バージョンと、修正バージョンを持つ事がステータスと考える人もいるだろうからね。 実は失敗ではないからよく考えるなあ。 講談社はすっかり秋元に傅いてるから、陰謀論的に言うと立ち止まらず次の一手を考えてるのだろう。 条例、若しくは法律に引っかかってる(らしい)から行政に逆らわず、自主的に矛を収めてグレーゾーンじゃなくてホワイトで出すのだろうと。
機転が利くから次の商売を考える。 漫画もアニメもヌードグラビアもそうやって迂回して認めた貰ったんだろうなあ。
この騒動でAKB嫌いのアンチ(ともちんやぱるるの件があるので最早ネトウヨではない)はいつもの様に騒ぎ立てる。 児ポ法に引っ掛かるから駄目だー。 反応するのがヒステリックなんだよなあ。
今度からはネトウヨじゃなくて単なる僻み屋と呼んだ方が良いんじゃないか? 閑話休題として、批判する連中はどうせ安倍政権のケツ持ちの統一協会とか勝共連合系の保守派とかそれに引き摺られる保守かぶれの大衆か何かだろう。
批判はいつも通り、一緒に写ってる児童が法に抵触するだとか。 それならまだしも、捕まえろ的なスタンスなんだよな。 嘗て、都条例改正の時の騒動でヒステリーカルトがアニメを攻撃した時のようなフレーズに似てるのだ。 実写でも漫画でもアニメでも言う奴は同じ。 カルトは一元的なものしか認めない、と言うのが良く判る。 統一協会の色眼鏡に適うような文化に塗り替えたいんだろうなあ。 安倍政権は純潔教育の推進を目指してるし。
増々その締付は強くなるだろう。 日本が民主党政権の時、野党に追い遣られてた自民党は嘗て協力を仰いでた勝共連合系とタッグを組んで政権奪取を思い描いていた。 地道に、行き過ぎるという表現の自由に仇なして大衆の心情を操作し始めたのがあの時の東京都青少年健全育成条例改正騒ぎだった。 児ポ法改正がポシャったから自治体で押し広めようとしたのだ。
自民党はこれで勢いを付けた。 その時のテレビマスコミは余り関心がなかった。 アニメ漫画ばかり目を向けられてたが、実写側は自分の所には及ばないだろうとしてその時の反応は冷ややかであった。 実は今回の騒動では実写側の落ち度があったと言わざるを得ない。 二次元側も、実写を生贄に差し出したりと、足並み揃わなくて結局統一協会側を勝たせてしまった。 ジュニアアイドルの恰好が烈しいだとか責められていた。 此れ見よがしに誰彼も責め捲くっていた。 誰も、ジュニアアイドル達(の商売)を庇おうとしなかった。 利用者か、消費者か、提供者か知らんが自分達の趣味や実益が追い遣られているのに、一方的に責められて滅ぼされるのだ。 ロリコンは何処行けばいいのだ。 アニメで我慢する奴や仕方無く子供番組で茶を濁すで終わるのだろう。 明らかに犯罪者は取り締まるべきだが、其処迄行かないのなら許容すべきだと思う。 アメリカから言われてるのかも知れんし、それに感化された良識派が自分が気に入らないから一方的に人非人に仕立てて溜飲下げてるだけだもんなあ。
曰く被害児童はトラウマになるからだとか。 えっ? 子供の意志関係なく強制連行して酷使させて金を搾取してるのかよ。 児ポってそういうことだろ。 何拡大解釈してるのだ。 それなら、子役オーディションはみんな児ポ法に引っ掛かるじゃろうが。 児ポよりも子どもの権利条約かな?
とも~み(河西智美)の手ブラをしてる児童が精神的苦痛を味わったのか。 児ポや子供好きに関して言いたい事あるが、別の機会にする。
今回残念に感じた事はネット民が一緒になって責め立てた事である。 表現の自由は民衆が勝ち取った権利の筈なのに、それを自ら放棄した恰好になってしまった。 ネット上に飛び交う下品なフレーズは公序良俗に反するからネット禁止って言われたらネット民はどうするんだ? その時、どう自分の立場を取り繕わすのだ? 次は我が身、と言う感覚がない。 自分は大丈夫、と言う気持ちしかない。
残念乍今回の実写組は自業自得としか言いようが無い。 自分達の正当性を主張しなかった。 逃げてばっかり。 アニメ漫画は必死に戦った。 ゲームも自主規制団体を作って振り分けに尽力してなんとかして行政にええかっこしい姿を見せた。 あの時、実写も自分達の正しさ、需給両者が損することなく互いに保管し合ってると言えば良かったのだ。 後ろめたさがあるのか、唯々諾々と遵ってしまったから増々偏見の目で見られるようになってしまった。
今後増々、道は閉ざされる事になるだろう。 須らく表現の自由は保護されべきなのに、誰も解っていない。 他の人の立場と言うのが想像出来ない人が増えたのだろう。 残念である。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013.01.14 08:30:35
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