清浄の草むら

自分の中では

ボクシング＞特定秘密保護法案

と言う位置付けになってしまっている。

未来の日本ボクシングを背負って立つ勇者達に拍手を。

伊達や酔狂でやらなきゃボクシングなってやってられないだろ。

なんで好き好んでぶん殴ったりぶん殴られたりしなきゃならんのだ。

みんなから注目が集まるし、それでお金が入る。

それで十分じゃないか。

Twitterでボクシングの事呟いたらタイムラインで特秘法の中継が流れてたな。

ボクシングも観ないで何やってんだろうと思った。

この考え方は相当倒錯しているな。

どうしてだろう？

うん、おんなじ事の繰り返しになってるんだよな。

デモすることは別に悪いことではない。

規制は強いが、お散歩は悪くない。

如何に無慈悲な警察も街を歩くなとは言えない。

だが、デモやった所で現実の政治で覆せねば単なる自慰行為でしかないのだ。

脱原発デモは後一歩と言う所迄だった。

しかし、小澤一郎が金欲しさにいつもの様に党を割って金をせしめるだけに終わった。

その後、小泉が脱原発を訴えだしたら一気に脱原発が巻き起こってしまったのだった。

庶民革命もどきは日本では出来ない。

権威の有る人間にしか引っ張れないと判ってしまった。

さて、この特秘法、要は下迄の広がりが曖昧だからみんな反対するのだという。

それでも統一カルト幸福カルト創価カルトの三カルトが賛成したために法案は通ってしまった。

秘密保護の期間は60年。

まあ丸でケネディのウォーレン委員会の資料公開みたいだな。

情報公開法と言う法律があるのに、片っぽで特定秘密保護法が通るのだから、この情報公開法が死文化しそうだな。

なんだかなあ～。

以前の政権が通したものを自分達の政権になった途端にそれを反古にするやり方ってなんだかなあ～。

散々外様に追い遣られた薩長土肥が半ば復讐めいて幕府の功績を全否定して太田道灌なるものを捏ち上げるようなものだろう。

最も判り易い例が、無駄を省くために公共事業を規制したのに、安倍政権になった途端に国土強靭化の名の下に公共事業を復活させようとするのだから。

まあ高校無償化は無くならないのは良かったが。

現実的に金なくて高校辞めざるを得ない子達が多くて、それが社会問題化しているからだ。

最底辺に追いやられる人達を国は救わねばならんかな。

政府が誰も救わなければ、ネパールみたいになってしまうだろう。

一部の者だけを贔屓すれば、事態はネパールになるのだから。

だからこそ、最低賃金を何とか上げさせようと政府は躍起になっている。

それが上がらずに増税されると、国民生活が逼迫するからだろう。

そうなると、共産党が益々活気付くだけである。

今のところ野党禁止の法律はないので選挙さえあれば勝てること間違いないだろう。

ほぼ全員が貧乏人になってしまえば、縦令願いが叶わなくとも共産党とかに入れるに決まっている。

革命さえ起きてしまえば、法律は反古にされるからなあ。

ただ、ネパールの場合は王様を追い出しただけで国柄そのものは変えてなかったようなので、法律全て反古にされた訳ではないのだろう。

ソ連は帝政ロシアの時の法律、条例、裁判、条約、あらゆる物全てを「無かったこと」にしたからなあ。

でも言葉は残ったけどね。

文化も全て駆逐しちゃったけど。

さて、今回の法律から逸れたようだけど、実際にこれが通ったからといって、国民が率先して情報を取りに行こうとする姿勢はあるのかね？

この法律が通る前なんか、TPPであれだけ全貌が明らかになっていたのに、国民の大半は何も知らないままでいやがる。

知らんぷりだ。

郵政解散もそう。

民営化が一体どんなものか、国民の一体どんだけの人間がこの全貌を知っていたのか。

もう後の祭りではないのか。

防衛とか外交とか一分内容が秘匿されるらしいが、地震災害研究で近い将来地震が起きるのは分かっていながら、そして死者も数十万人にも上ると分かっていながらも、それから目を逸らそうとするじゃないか。

あれ、真実が横たわっていたじゃないか。

結局情報とか、都合の悪い事象は見たくないだけなんじゃないのか。