セーラームーン展を観に行った時の感想。

2016.06.20

最終日だったセーラームーン展を観に行った。

流石に若過ぎる人はいない。

展示を六本木ヒルズの森美術館にしたのは正解だろう。
そもそもセーラームーンはテレ朝で放送していたし、六本木ヒルズはテレ朝の居城。
少しお金持ちの元少女達を対象にした企画展だったから人集りではあった。
もう23年も前なのだ。
ギリギリ20代でも当時を知る者だとしたら５歳が限界か。
平成生まれはリアルタイムで観てはいないだろう。
自分が北斗の拳をギリギリで知る世代である。

外国人も観に来ていた。
と言うか、最早日本が国際的に開かれていて外国人を見ないという日はないくらい日常茶飯事である。

よくまあ、この漫画が世界中に広まったよなあと思う。
タイトなセーラー服に超短いスカート、鉄壁スカートの原始か？
このセーラー戦士達が後の魔法少女達に影響を与えるんだよなあ。
魔法少女だけでなく、エヴァンゲリオンとかそうだ。
月野うさぎの前髪が葛城ミサトに引き継がれるんだっけ？
声もそのまんま引き継がれる。

東映とバンダイがタッグを組んで商品展開していたとはいえ、20年前の商品状態が崩れないのが凄いと感じる。

今でこそなくなってしまったセル画も飾られていた。
裏に色塗って一つづつ写真を撮影してアニメにしていた。
物凄い労苦を重ねたよなあと思う。
昔はゴールデンでアニメを放送していたのに。
少子化で商品が売れなくなってDVDを直接売るという展開をせざるを得なくなっている。

正直、告白するとセーラームーンはあまり観ていない。
セーラームーン放送時は当時中学生だった。
セーラームーン好きの先輩（男）がいたがなぜか観ることがなくなってしまった。

セーラームーンの前にやっていたきんぎょ注意報はよく観ていたのだけれども。
幽遊白書や忍空は観ていたんだけどねえ。
セーラームーンの後にキューティーハニーやジャンヌをやっていたがそれも観ずじまいとなってしまった。
その頃、高校生だったが土曜日の時間帯にまでそこにいる事はなかった。

今思えば、惜しい事をしたなと思う。
北斗の拳を後になって借り直して観たが、いつかそれを実行しよう。
漫画の方を読めばいいのだけれどもね。

まどか☆マギカってあのメンバーそのものがセーラー戦士の立ち位置そのものだよなと気付く。
青髪ショートや黒髪ロング、小学生の戦士、金髪キャラ、ポニテ、テンプレはそれ以降どんどん出来るけど、セーラー戦士も土星より外の惑星キャラが後から出て来たとはいえマイナー感が半端ない。

展示も基本セーラー五戦士である。

今思えば、冥王星なんて準惑星（準惑星ですらなく矮惑星）に降格してしまったから立場的にどうなってしまうんだ。

そういや、北斗の拳も途中から「星キャラ」が出て来たけど今思えば南斗って変な表現だよなあ。
蒼天の拳で極十字にしてしまった時のあの時の南斗のやっちまった感が出てくる。

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