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カテゴリ:ヨーロッパ旅行
ミラノのヴィットリオ・エマヌエーレ2世のガッレリアは高いガラス張りのアーチも素敵だ。 1877年に完成したというから128年もたっているとは思えないくらい緻密な構造になっている。 足下の色々な色の大理石を敷き詰めて作ったモザイクは模様もエキゾチックで緻密で見事すぎる。 その模様が生地や陶器や様々なものに応用されて独自のミラノのおりものの模様にもなっているそうだ。 一見の価値はある。 教会のステンドグラスはどこも素晴らしい。 ベネチアグラスで作られた色ガラスはもう2度と同じ色が出ないものもあるそうだ。 戦争の時ステンドグラスをはずして大事に保存してきたんだろうなと思う。 古いものを本当に大切に大切にする文化にまたまた脱帽!! 建物の間の通りは石畳。 石畳の修理をしているのを見かけた。 表面の石をはずし、下を深く掘って、砂利や砂を入れまた石を埋め戻していた。 そうやって何百年も石を使い続ける文化は日本には無いよね? 頑固に古いものを長く大切にする石の文化に何か今の日本には無くなってしまったものを感じた。 便利さだけを追いかけて使い捨てにする文化とは違う良さを!! そういえば「ローマでは住宅のブロックを1コ取り替えるにも役所に届け出が必要」と説明があった。 住宅そのものが300年ももっと前からあったものだし、石は木と違って丈夫で長持ちするんだなと感心してしまう。 日本とは気候や植物が違うのだからショウもないことだけど。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
January 4, 2006 11:38:53 PM
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