新しい病院は月1回最終土曜日の午後に肝臓病教室がある。
今日は24回目で今年4回目だそうだ。
今日のテーマは「肝臓の働き」
肝臓は右の露骨の下に隠れている.
腫れるとあばら骨から触れることができる。
重さ1~1.5kgで人体で一番大きくて重い臓器。
唯一心臓とつなっがっていない門脈(腸からつながっている)があり、
肝臓の3/4の血液が入ってくる。
肝臓のはたらは、
(1)製造工場(各種アミノ酸を作る)
*肝臓の合成能を見るアルブミン
☆3以下低アルブミン症(足のむくみ、腹水)
☆3~4が普通
(2)分解、解毒工場(アンモニアなど)
*肝性脳症・・・・・アンモニアが抜けると治る
○便秘をしない、日に2度くらい柔らかめの便が良い。肝臓用の下剤もある。
○体に負担にならないアミノ酸を集めた薬(ヘパミン、アミノレバミン)を服用する。
*GOT,GPTは肝臓の壊れる速さ=肝障害のスピード(肝硬変でも炎症がなければ正常域)
*PT(プロトロビン)劇症肝炎では40以下
(3)貯蔵部門
×脂肪肝(NASH)は肝硬変や肝癌に進行する。
(4)胆汁分泌
スライドで腹腔鏡でみた正常な肝臓、c型肝炎肝硬変、薬剤性肝硬変、アルコール性の肝硬変をみた。
形が違い検査をすると診断が付くわけが分かった。
肝硬変になっても、即死へつながるわけではないのが分かったのが収穫かな?
ウコンによる肝障害の例を医局員が学会で2例発表するそうだ。
私も発病前にウコンを飲んでいたのと関係があるのかな?
たくさんの人が参加していた。仲間がたくさんいるようでなんだかホッとした。
質問で「肝硬変になると手のひらが赤くなる?」には一概には言えないそうだ。
肝臓の働きを理解できた気がする。
説明は私の担当のA先生だった。帰りに感染症の予防について聞いてきた。
プレドニン15mgだと、うがい、手洗いをする。普通と確率的には変わらない。
マスクは風邪など必要に応じて利用。
*ちょっとお出かけの時、風邪とか移らないかとドキドキしすぎることが減りそう。
同じ病院には肝臓専門の先生が他にも要るけど、担当が今のA先生になり本当に良かった。
でも逆に早くこの病院にきていたら、
ステロイドでこんなにぼろぼろにならんかったかな~~とも思ってしまった。