プレドニンが7.5mgに減って、以前のスーパーパワーが湧いてこない。
朝は5時前から目が覚め、掃除をしたり、買い物に行ったり、庭の手入れをしたり、じっとしていれなかったのが嘘のようだ。
精神的にはイライラすることが多く、ずいぶん家族に迷惑をかけた。
今はイライラすることも減って、しなくちゃいけないことも先延ばしにできるし、ずいぶんのんびりできるようになった。
プレドニンで精神的にもずいぶん影響があるのか?
プレドニンが多いと血糖値が上がり糖尿病を気にして食事制限をずいぶんしていたのでそのストレスだったのか?
爪も白くて薄くすぐ割れるのもおさまって来た。
食事のことも以前ほど気にならなくなり、我慢していたパンや麺類も解禁。
玄米やコンニャクや野菜が食べたくなくなってしまった。
体調も悪くないし、つい病気であることを忘れれしまいたい気分になる。
ほんの数ヶ月前のプレドニンで体の手足だけが細細で顔が大きく丸かったのが信じられない気が自分でする。
忘れたいからといって忘れてしまえるものでもないし、治ることはない病気なのだからと思いつつ・・・
人間て嫌な事、つらかったことは忘れれいくことで精神的にストレスを減らしていく仕組みになってるような気がする。
楽しかったことはズーット覚えてるけど、きつかったことは忘れれ、また前に進む元気が湧いてくるのだろう。
発病してもう2年と3ヶ月。入院が10ヶ月。体調不良が1年2ヶ月。
やっとここ1ヶ月くらい調子が良い。この調子がずっと続きますように。
再発を経て、前なら健康だったときとつい比べてしまったが、今は体調が悪いときと比べている自分がいる。
「これもできる」「明日でもできる」そう思えるようになった。
病気知らずの健康だった頃が逆になんて無謀な生活をしていたのだろうと思えるほどだ。
病気になって健康であることのありがたみを知り、体をいたわることを知った。
体調が悪いと何もできなくなる。
今を大事に、したいことを優先してできる自由な環境にいるので、子育て、仕事と追われ自由な時間がなったのとは正反対。
でも、仕事のような充実感ややりがいは少ないし・・・・
夜は出かける気力や体力がないし、暗いと見えにくく車の運転が怖いので、大好きな合唱やコンサートなどいけず残念。
年を取ったら誰でも定年退職するのだから、その先取りと思えばよいのかもしれない。
など、少し考える精神的な落ち着きも出てきた反面、やはり葛藤もある・・・