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2005/12/24
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カテゴリ:なるほど情報
基礎の解説を行うために、いろいろサイトを見て回っていたら
シロアリの詳しい説明が書いてあるサイトにたどり着きました。

岡崎シロアリ技研
http://www.sinfonia.or.jp/~isoptera/index.htm

の中の

   近頃の家屋に異議あり

という項目があるので、新築、増改築に限らず、これから建築をお考えの方は、ぜひお読みいただきたいと思います。
どの工法がシロアリ被害対策に適しているかということは、よく読んでもなかなか結論が出ないのですが、色々な観点からシロアリを見ることで、対策を検討することが出来ます。
これを読んでいて、気が付いたこと。

外断熱にしろ内断熱にしろ、断熱材はシロアリの餌になる。
シロアリが断熱材を餌にして広がり始める前に
床下が点検できるスペースを作っておいて、チェックしなさい。
もし、被害にあっても、駆除作業が出来る床下スペースは必要です。

ベタコンの基礎でも、床束を直接土間コンの上に建てるのではなく、
束石をおいてその上に床を組むべきである。。。
万が一の床下の漏水の際に、床束が水害に合うのを防ぐためである。

この辺、耳が痛いなあ。。。。
ベタコンで基礎を作る場合、コンクリート厚さは15センチ以上確保しているので、強度的に束石を設置しなくても十分間に合うという判断で施工しているのが多いですね。まして、ベタコンから床までの高さが50センチあるかないかの高さ設定になっていると、束石の使用は逆に、床束が短くなりすぎて、根がらみや補強部材の取付がちょっと厳しくなるのが現状なので、どうしても束石は設置しなくなります。

でも、このサイトを見ると、、、設置したほうがいい、、という説得力はあります。

防湿基礎の湿気防止のためのビニール布設も、地面からコンクリートを伝って上がってくる湿気がそのビニールで床組に影響しないのはいいことだとは思うのですが、そのビニールのおかげで、進入したシロアリがどんどん床下に入り込んでくる。

シロアリは、湿気が好きなのではないそうです。乾燥した床下だからといってシロアリが入り込まないわけではないそうです。

実に充実した文章なので、短時間では読みきれませんでしたので、もう一度じっくりと読んでみるつもりです。

皆さんも一度は読まれるべきかと思います。


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Last updated  2005/12/24 03:02:50 PM
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