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カテゴリ:POEM
ココロの奥底にある小さな扉を開けると そこには小さな子供が棲んでいる。 その子は自分自身の分身。 言葉にならなかったモノを、 オトナになってからも忘れないように、 何処かに飛んでいかないように、と 膝を抱えてうずくまって大事に持ってる。 もしもアナタが遠い昔に 何処かに置き去りにしてきた思いがあったなら、 自分のなかの小さな子供を訪ねるといい。 そのコは宝物のように大切に持っていたモノを、 嬉しそうに笑顔で、アナタに手渡すだろう。 そして、その子が抱えていたモノを、 今度はオトナになった自分自身で受け取り、 その思いを感じてみる。 そのなかに隠されていた真実を アナタが見いだしたトキ、それはカタチを変えて、 かがやくおおきな光となって、 アナタのカラダのなかにどんどん流れ込んでくる。 アナタの内側が今まで知らなかった鼓動を打ち始め、 今までのアナタと新しい回路で繋がる。 守り続ける役目を終えた小さな子供は、 両手を大きく広げて、光のなかで、 アナタにアリガトウを告げ、 もうひとつ奥底にある扉の鍵をアナタに渡すだろう。 その先にある扉こそが、 アナタの人生における真実の旅のはじまり。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007年06月01日 01時14分46秒
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