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カテゴリ:すこし結衣のこと
母に電話をした。 声を聞いたのは父のお葬式以来。 懐かしい声に、私は 一方的に近況を告げた。 母は私が話し終わるのを待って、 「そうだよ、生きてる事が 全て勉強だからね。」と言った。 多くは話さなかったが、 母の気持ちは手に取るように理解った。 「元気な声が聞けて嬉しかったよ、 ありがとう。」 同じセリフで同化した 一瞬で、私の中の拘りが どうでもいいことに変化していた。 遠く離れていても、 声を聞いてなくても、 違う道を選んでいても、 一瞬にして、 一番自分に近い存在になる。 ひとりの女性として母の存在を認めたことで、 彼女の母親としてのスタンスが見えた気がした。 母も自分の選んだ道を 大切に生きているひとりなんだ。 後悔をしないためにも たまには、喧嘩相手にもなってあげよっと。 雨がやんだので、 故障してる涙腺をなんとか修復して、 ビジネスバッグ 買いに行こう~。 きっとこの単純さも 母のDNAです。笑 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007年07月10日 11時09分45秒
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