テーマ:小学生ママの日記(28703)
カテゴリ:子育て
昨日の夕方、偶然なんだけどニュースで特集してました。
迷ったけれど・・・うずたちと一緒に見ました。 熊本県では、犬猫の殺処分件数が随分と減っているそうです。 10年前は1000頭近い犬猫が殺されていたけれど 去年は78頭。 すごい、と思いませんか? 保健所に持ってこられる犬たちには・・・ 「かしこい犬種だと聞いていたのに、言うこときかないからいらない」 「情操教育で飼ったけど、子供が大学にあがりいなくなったから犬はいらない」 と、飼い主の勝手な考えから命を捨てにくる人があとをたたないそうです。 これは、日本のどこを見渡しても同じなのでしょう・・・。 私の勤めていた動物病院でも「いらないから安楽死させて」という依頼が現にありました。 もちろん、先生は断りましたが。 話を戻して・・・ 熊本県では、なぜこんなに殺処分される頭数が減ったのか。 依頼の電話ひとつひとつ、里親を探すように対応されたそうです。 殺処分の実態も交えながら。 殺処分・・・ガス室、です。 安楽死といいながら、苦しんで死んでいくそうです。 この熊本の保健所ではもう2年、これを使用してないそうです。 今は、どうしても止む終えない場合のみの殺処分・・・ 苦しんで死ぬガスではなく、注射による安楽死だそうです。 この保健所に里親になりたいと来られる方もいらっしゃるそう。 これは色んな保健所でも取り組みされていますね。 ただ、里親になるためには、ひとつのビデオを見ないといけません。 実際に、殺処分される犬の、ビデオです。 これを心に刻んで、決して保健所に戻ってこない様に。 その映像、うずとなうと一緒に見ました。 ガス室に入れられる前の怯えた犬の姿。 ガス室に入れられて(中は見えません)ガスが噴射されたときの悲壮な泣き声。 耳に焼き付いて離れません。 「人間の身勝手で殺されるんだよ。悲しいよね。」 うずたちは黙って頷きました。 「うずたちが大きくなって、犬や猫を飼ったら、そこからは家族だからね。 絶対に捨てたりしたらだめなんだよ」 7歳と5歳に見せるには、かなり衝撃的だったと思います。 でも、知らないといつまでもわからないから・・・見せました。 綺麗なものばかり見て育つよりも、 こういう現実も見せないとと思っています。 幸い、子供たちは素直に受け止めてくれました。 うずはちょっとなみだ目でしたが・・・ でも「絶対に捨てない!」と言ってました。 全国の保健所で、こういう取り組みをしていってくれたらって思います。 犬や猫は命ある生き物です。 決してモノではありません。 そんな当たり前のことがわからない大人が多いのって・・・ 悲しいです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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