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浜松町の会社から、虎の門経由で、赤坂見附まで目指しました。
このあたりの道は、よく知っている道であり、経路に不安は全くありませんでした。 途中何度かえりちゃんの携帯に電話したのですが、全く本人は出てくれません。 「本人が電話に出ない」というのはどういう状態なのか。 一人で黙々と歩いている状態なので、いろいろと考えてしまいます。 学校なので基本的に校内では携帯はバッグ等に入れておくので、気づいていない、 皆で校庭に避難していて着信に気が付かない、 などの想像から、もっとネガティブな予想まで、いろいろ考えていました。 赤坂見附を通過したころ、ふと前方を歩いている男性をみると、どうも見覚えが。。。 以前会社でもお世話になった男性が一人で歩いていました。 声をかけると、やはり会社から私と同じ方向のご自宅へと歩いて帰る、とのこと。 私はえりちゃんの学校に行くので、途中までご一緒することにしました。 お話を聞くと、地震の時は、地下鉄に乗っていて、地上の出口に出た直後に 揺れた、ということでした。 歩いていても揺れが感じられ、周りの会社ビルから続々と多くの人が 出てきたそうです。 浜松町から歩いて1時間ほどたって、えりちゃんの学校が近づいたので その男性とは別れ、学校に向かいました。 学校が近づいてきましたが、以外に静かです。 「ひょっとして生徒全員帰したのか?誰もいなかったらどうしよう。。」 と思いましたが、学校前まで来たら、校内の公衆電話に大勢の生徒が 並んでいるのが見えました。 事務室に行くと、窓口には生徒のクラス別名簿を用意して職員の方が 待機していました。 クラスと名前を言うと、教室に待機しているえりちゃんを呼び出してくれる という仕組みでした。 電車が動くまで、父兄が引き取りにくるまで、学校から生徒を出さない、 という方針のようでした。 後日談: 結局翌日までJRは動かなかったので、父兄が迎えに来れなかった生徒は 学校に泊まったそうです。 続く お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011年03月13日 23時31分54秒
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