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テーマ:福岡自慢倶楽部!(442)
カテゴリ:福岡・博多
きのうの記事に書いた
冷泉小、奈良屋小、大浜小、御供所小が一つになった 博多小学校ですが 元奈良屋小学校の跡地に 間仕切りのないガラスを多用した オープンスペース構造の学校として 2001年に建てられたそうです。 建設にあたっては 福岡出身の建築家工藤和美さんが選ばれ、 この学校のコンセプトは「学校はまち・まちは学校」 なんだそう。 楽しそうな学校ですね。 校歌の作詞・作曲は元チューリップの 上田雅利さんだそうです。 建築や校歌を福岡出身の方たちが担当しているって すごく地元の人たちの想いを感じますね。 博多っ子の熱さを感じます。 そしてこの学校がステキなところは 地元の祭りへの参加により 地域文化を継承する「博多っ子」の育成を目指すというところ。 行事に....... どんたく集会(博多どんたくを学ぶ。) PTAどんたく隊地域練り歩き・パレード参加 (博多どんたくに博多小ちびっこどんたく隊として参加。) 子供山笠(博多祇園山笠の時期に、 実物の3分の2のサイズの舁き山笠を担いで校区を回る。 名前は博多流。) などなど。 この学校に通ったらきっと 生粋の博多っ子が育つのは間違いないだろうなぁ。 もし私が福岡に住んでいたら この学校の校区に引越して子どもたちを通わせたい。 ぜったい......。 なんだか自分の世界にどっぷり浸かってしまってますね。 もう福岡を離れてずいぶん経つし そもそも私が純粋な博多っ子だったのは ここに住んでいた1年と約4ヶ月の間だけ。 その前もその後も福岡市内の別の地域に住んでましたからね。 だけど自分ではかなり濃い博多っ子の血を 受け継いでいると思っています。 当時住んでいたのは小学校の前の道を渡って 狭い路地を入ったところにある鉄筋のアパートでした。 ここも2年前帰省した時に まだ建物はちゃんとあるのかな、と見に来ていました。 そのときは以前と変わらず 古いアパートだったと思っていましたが 今回行ってみてちょっとびっくりでした。 右の窓の部屋に住んでいました。 このアパートは現在築50数年だということです。 A棟とB棟という2つの建物からなっており 入口の階段を地下に降りてまた上がったところに ここの住民専用の共同のお風呂があります。 小1の時に父と一緒に男湯に入った記憶がなぜかあります。 ふだんは女湯に入っていたはずなのに なぜかその記憶はありません。 この建物がいつのまにか 小さなアートギャラリーのビルになっていました。 その名もリノベーション・ミュージアム冷泉荘。 住居用の部屋をリフォームして 白い壁の空間にしてあるようです。 各部屋が一つのギャラリーになっています。 東京の同潤会青山アパートみたいなものですね。 建物そのものは全然変わっていません。 部屋の扉も文字も昔のままだったので かなり懐かしくこの頃のことを思い出しました。 時が経つのは早いですね~。 かなり老朽化していましたが 取り壊すのではなく リノベーションで新しい空間に生まれ変わらせ 別の形で利用していくというのはいいですね。 ただの古いアパートだった建物が おしゃれなアートスペースになってます。 この建物が新しい形で 今も輝きを放っているのは嬉しいことだけど もう私が知っているあのアパートではないんだ、と思うと ちょっと複雑ですね。 今度帰るときは また新しい風景に出会うことになるでしょうか。 この変わりゆく街で.......。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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