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テーマ:ドイツ(629)
カテゴリ:海外旅行
今回ドイツに行くにあたっては
感染対策グッズの用意をしたり 感染した時の措置などの情報収集が必要で それが一番大変でした。 出国前PCR検査については フランクフルトでのPCR検査の予約を 代行してくれる旅行会社があったので そこに予約をお願いしました。 PCR検査後の最後の訪問地がミュンヘンだったので 念のため在ミュンヘン日本国総領事館に ドイツで感染した場合どうなるかを問い合わせました。 ドイツでは州によって隔離の日数も違い ミュンヘンが属するバイエルン州では PCR検査の翌日から5日間自宅療養となるそうです。 ドイツ人の場合はそれだけで済むのですが 日本に帰国(入国)する場合は 出国前72時間以内のPCR検査の陰性証明書がなければ 日本行きの飛行機に乗せてもらえない (日本に入国できない)という制限があったのです。 (9/7から陰性証明は不要になりましたが。) もしPCR検査で陽性だったら予定通り帰国できず 5日間ホテルで過ごした後再度PCR検査を受け そこで陰性になればいいのですが 再度陽性であれば陰性になるまで帰国できないということになりますね。 最初は発熱したりすることがなければ大丈夫だろうと思っていましたが 領事館の方が言うには かなり感染対策を徹底した方でも無症状で陽性になる方もいて まさか!(検体の)取り違えじゃないか?!と思う方もいらっしゃるそうです。 私は他にも海外で無症状陽性になった方の体験を ブログなどでいくつも読んでいたので たとえ無症状でも感染していることもあると思うと 高熱が出なくても安心できないと思い ますます不安になってしまいました 領事館の方が大変親切にいろいろなケースについて教えてくださいました。 PCR検査で陽性になった場合 泊めてくれるホテルはあるのか聞いてみると それはなんとも言えないし(陽性であることを)隠して泊まる人もいるそうです。 一旦陽性になるとたとえウイルスが死滅しても 体内に死骸があると20日〜2ヶ月陽性が続くこともあるとか。 (領事館に相談された方々のほとんどは 10日〜2週間で陰性になられたそうです。) そのため陽性になって5日経過しても再度陽性反応が出た場合 陽性の証明書と医師の回復証明(もう感染力はないという証明)と 帰国の航空便の予約があれば 領事館で「領事レター」なるものを書いてくれ それがあれば日本行きの飛行機に乗せてもらえるということでした。 「領事レター」は申請から発行まで2〜5日営業日かかるといいます。 しかし「領事レター」があっても乗せてくれない航空会社があるというのです。 どこの航空会社が乗せてくれるのかは教えてもらえませんでした。 この件に関しては厚生労働省水際対策専門窓口に聞いても 「個人情報なので....」と言われ教えてもらえませんでした。 医師の回復証明についても ミュンヘンの場合多くの人が空港のクリニックで 再度PCR検査を受けているそうで 空港には日本人の医師がいるクリニックもあるそうですが 日本人の医師はなぜか回復証明を書いてくれないらしいのです。 これらのことを聞いてとっても不安が募りました。 最悪もし陽性になったら 泊まるホテルもなく5日経って陽性が続いて その後「領事レター」があっても帰れなかったら 一体いつ日本に帰れるのか?! もう今更行くのをやめるわけにもいかないので ともかく徹底的に感染対策をして行くしかないと思いました。 用意していった感染対策グッズ FFP3マスク FFPというのは粉塵やエアロゾルをろ過するヨーロッパ基準で FFP1マスクは空気中の塵の80%、 FFP2は塵、微生物の94%、、 FFP3は塵、微生物、放射性物質の99%を除去するものです。 ドイツでは公共交通機関や一部の観光地では FFP2マスクが義務付けられていましたが 私たちはさらに強力なFFP3マスクを着用し さらにその下に不織布マスクを着用して鼻と口からの感染予防を徹底しました。 手ピカジェルはホテルで使うものと各自持ち歩くものを用意。 石鹸がないところでも手がしっかり洗えるようにペーパーソープも各自持ち歩きで。 ホテルでこまめに手が洗えるように....。 薄手手袋もあった方がよいかと思い持って行きましたが使いませんでした。 食事の前などに手を拭くための除菌シート そしてもしも陽性になってホテル隔離になった時のための非常食 これは家に備蓄していた災害用の非常食とカップ麺を持って行きました。 これを食べるための湯沸しポットも持って行きましたよ。 その他に除菌スプレーを持って行ってホテルに着いたら ドアノブなどにシュッシュッとスプレーしました。 私たちがドイツに行った前後は すでにヨーロッパではピークは過ぎていて 陽性者数は日に日に減っており 日本はどんどん増えて世界最大と言われる数になっていたので 日本にいるよりも安心か?!とも思いましたが 他の国と同様にドイツの人はほとんどマスクをしていません。 それが心配でした。 やはりマスクをするのとしないのでは違いますよね。 目からの感染もありますが 飛沫感染はある程度マスクで防げると思います。 長くなりましたが こういう風に感染対策などなどに ずいぶん時間を費やしたのでした。 結果的に陰性で帰ってこられたのでやれやれといったところです2 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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