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ニッポンとアメリカの「隙間」で、もがく。

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2006.10.27
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ボストンは観光都市でもあるから、市内には常に観光トロリーバスが行き交っている。もっと有名なところでは、ダックツアーと言って、昔、戦争で使われた水陸両用の戦闘車を改造した車両でボストン市内を観光してくれるという人気ツアーもある。途中、チャールズ側にどっぽーんと入って非常に楽しい。

で、昨日はダンナとその会社の同僚たちと夜のバスツアーに出かけた。これは、ボストンに棲みついている幽霊たちがボストンに伝わる怖い話とともにボストンを案内してくれるというツアーで、ハロウィーンにちなんで行ってみようという話になったらしい。私はルナがいるので行く予定はなかったのだが、たまたま義母が預かってくれることになり、急遽参加することにした。

チケットブースに行くと、ボロボロの洋服に頭から血を流した(メイクをしている)人がチケットを売っている。300年ぐらい前の格好をしているのに、コンピューター画面を操作して発券しているのがミスマッチでオカシイ。
チケットを待っている間も、さまざまな幽霊(の格好をしたガイド)が話しかけてくる。予約なしで行ったのだが、運良くキャンセルが出て参加することができた。

私達の担当になったのは1700年代生まれの女性で、病院の死体を処理する仕事をしていたのだが、死体を焼く際に火が燃え移って死んでしまったそうだ。

観光経路はチャールズタウンのコンスティチューション号、ボストンコモン、サミュエル・アダムズなどボストンゆかりの名人が眠る墓地などで、それぞれにまつわる幽霊話などをしてくれる。ボストンコモンは、今は大きな公園になっているが、昔は名もなき人やワケアリの人たちの埋葬地だったそうだ。墓地に参加客たちが全員入ると、門が施錠されてそれまでの幽霊達は消えてしまい、代わりの幽霊が突然飛び出して説明してくれた。

各スポットではバスを降りてぞろぞろと歩いて説明を受けるのだが、それが終わって再びバスに乗ると、出発する際には幽霊がどこからともなく現れてぼーっとゾンビのように立っていたりする。

ボストンの観光地をすべて網羅するわけではないのでその点では物足りないかもしれないが、これはこれで非常によくプランされていてとても楽しかった。

そういえば、ボストンって、こういう「なりきりキャラ」系の観光ツアーやスポットが多いよなあ。





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最終更新日  2006.10.28 23:22:03
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