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カテゴリ:医療_糖尿病
今日は年に一度の眼底検査。
診察前に義母の家にルナを預け、その足で病院に向かい検査を受け、義母の家に戻ってルナを連れて家に帰るという計画。 クリスマスに姪っ子からもらった人形用のベビーカーがいたく気に入ったルナは困ったことにドラの人形を乗せてどこにでも行きたがる。 昨日も再三の説得にものれんに腕押しで応じず、仕方なく地下鉄に乗って水族館にドラ+ベビーカーを連れて行った。 帰りは寝ちゃったので、前に抱っこヒモでルナをぶら下げ、肩からはバッグをぶら下げ、両手にはドラとベビーカーと言う、世にもビンボくさい格好で地下鉄の中、周囲の視線が同情に満ちていたのは気のせいかどうか。 本人は楽しいかもしれないし、見た目は可愛らしいが、これを監督する親にとってはたまらん。 道がでこぼこしているからベビーカーをまっすぐ押すことができず、あっちにふらふらこっちにふらふら、道の真ん中を歩けと口をすっぱくして言っても斜めに車道の方へ向かって行ったりする。電車の乗り降りの時は周りの乗客の迷惑になるしで、心臓に悪い。 今日も予想通り、再三の説得にも馬の耳に念仏で応じず、仕方なく地下鉄に乗って義母の家へ。 ただし、今日は横断歩道をわたる時だけは私が抱っこをすることで交渉成立し、昨日よりは多少スムーズに目的地到着。 今日は義母が仕事に行っているため、冬休みで遊びに来ている高校生の姪っ子が面倒を見てくれることに。 病院があるエリアは病院が集中している割にはどの地下鉄の駅も遠くてけっこう不便。義母の家も徒歩圏とはいえ、地下鉄の駅から少し遠いので、今日は寒いこともあって義母の家のすぐ近くに止まるバス停からバスを乗り継いで行ってみることにした。 義母の家のある地区は住民のほとんどが黒人でイメージが悪いことから、在ボストン日本人によるオンライン掲示板では必ず治安について問い合わせがあるところ。 私は義母の家に1年半ぐらい居候していたし普段も黒人と一緒に暮らしているから別に平気だけど、まあ、確かに事情も分からずにふらふらと歩くところではない。 今日乗ったバスの乗客も全員が黒人とイスラムのスカーフを巻いた人達で白人はゼロ、アジア人は私たった一人という一種独特の雰囲気だったが、ぎょっとしたのは私ではなく、相手の方で、どの乗客の顔にも「あんた乗るバス間違えたんじゃないの」と書いてあった(笑)。 そのバスはバスの発着点だけで20箇所ぐらいある大規模な停留所が終点なのだが、またこの界隈が連なる店から群れる人からして結構ヤバイ雰囲気。 ここに来てそういった雰囲気を感じないヒトはよほど慈愛に溢れているか鈍感かどちらかである。 私は平日の昼だというのに、さほど年取ってもいない年齢の男たちが多数群れている町というのは何かしらおかしいと思っているのだが、まさにここがそう。 ダウンタウンの高層ビルからはわずか数ブロックしか離れていないけれど、ここから一生出られない人もいるかと思うと暗澹たる気持ちになる。 まあ、ヤバイと言っても今日は真昼間の時間帯、バス停の近くはバスを乗り降りする乗客と係員が忙しく行き来していて別に危ない雰囲気ではない。 地下鉄を使うと1時間近くかかってしまう行程がこの行程ではその約半分で済んで、検査の前にランチを取ることも出来た。 検査は珍しくやたらと待たされて2時間近くかかってしまった。昨年から変化はないとのこと。 眼底を診るために瞳孔を開く点眼薬を打たれたので、数時間瞳孔が開いたままになる。今日は曇りだったから眩しいということはなかったけど焦点が合わなくてあぶなっかしいので、一人でルナ(とドラとベビーカー)を連れて帰る自信がなく、ダンナと義母宅で落ち合って一緒に帰ってもらうことにした。 義母宅に着くと姪っ子が玄関まで出てきてくれたが、ルナは昼寝中で、ルナを寝かしつけられたと得意顔の姪っ子。 すっかりオトナになった姪っ子としばらくおしゃべりに興じているうちにルナが目覚めて、ダンナも到着。 帰りもまたあっちへふらふらこっちへふらふらのルナを軌道修正するとルナが激怒するという攻防戦を繰り返しながらようやく帰途に着く。 昔は何でもなかった眼科検診も、子供(と人形とベビーカー)付きだと一日仕事。やれやれ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006.12.28 13:14:34
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