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ニッポンとアメリカの「隙間」で、もがく。

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2007.04.02
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午前5時過ぎにボストンを出発。ルナは道中ほとんど眠ってくれたので助かったのだが、最後、町に入って道が分かりづらくなる辺りになって
目を覚ましてしまい、こちらが行き方を書いた紙を見ながら必死になっている時に『ねえええええ、ダディー!』と、全く関係ないことを聞いて来たりしてイライラ(笑)。
ま、それでも何とかホテルには無事に到着。ここはブルックリンのユダヤ系、それもハシディズム派という超正統派が多く住む地区で、全身黒ずくめの服装と黒い帽子をかぶり両側に長い巻き毛を垂らしているという髪型をした男性達が目につく。特に、翌日は過ぎ越しの祭り(Passover)というユダヤ系の祝日だったため、近くの寺院にたくさんの教徒が集まって何かを盛んに燃やしており、一種独特の雰囲気を醸し出していた。
このホテルは、日本からアメリカに移り住んだ時にニューヨークに立ち寄った際に泊まったところ。古いホテルだが、リビングとキッチンスペースがある部屋で一泊150ドルと、ニューヨークにしてはお手頃価格(ですよね?)。電車の駅も1ブロック先で便利。

実は私達、ニューヨークには何度も行っているのだが、ニューヨークに住む友達に会うのがいつもの目的で、ニューヨーク観光というのをしたことがない。
しかも、いつも友達の後にくっついて移動しているので、どこに何があるのかもまったく分からず。
しかし今回は初めて自分達だけで移動することになった。

最初の目的は、私の学生時代の友人であり、NYCでバッグ職人をしているoktakとその家族とマンハッタンでブランチをすること。子連れOKのレストランということで、oktakがEメールでリンクを貼ってくれたこの目的地に、電車に乗って行く。電車を降りて、目的のレストランまで歩く。ニューヨークの通りはすべて端から順に番号がついている形式なので、よそ者には分かりやすい。が、思ったより距離があった。ボストンでこれだけ歩いたら次の駅に着いてしまう(笑)。やはりニューヨークはデカイ。
高級スーパーの2階にあるこのレストラン、カジュアルで子供には風船をくれて確かにキッズフレンドリー。6年ぶりの再会。当時は上の男の子が1歳になったばかりだったが、その男の子がすっかり成長して今は小学生。4歳年下の妹も出来た。優しく穏やかな雰囲気のご主人とも初対面。お互い、子育て真っ最中ということで、自然と話の中心は子育てに。そう。学生の頃は、将来の夢とか当時付き合っていたボーイフレンドのこととか、しかもEメールもなくて長々と手紙を書いたりしてまあヒマだったよなあ(笑)。でもこうして、人生のスタイルは変わって行っても、歳月の長さを感じずに済む友情というのはありがたい。こちらこそ、これからもよろしくね。

だんだんと子供達が飽きて来たので、早々と切り上げることに。oktak一家と別れた後、私達家族は街のど真ん中の公園で、ルナが疲れて眠くなるまで遊ばせる。マンハッタンのど真ん中の公園も、ルナにとってはいつもの楽しい公園の一つにすぎない。帰り際に歩きながらJさんに電話したら、その近くにはメトロポリタン美術館があるよと言われたけど、とてもとても美術館など観る気なし(笑)。また電車に乗ってホテルまで戻る。

ホテルにチェックインした後、しばし休憩してから今度はJさんとその家族と再会し、ひいきにしているというブルックリンのイタリア料理屋へ。Jさん一家とは一昨年の夏にボストンで会っているのでそれほど久しぶりというワケではないのだが、一人息子のH君、15歳になってますます背がぬぼーっと伸びて中学男真っ盛り。日本で一番最初に会った時は、確かルナと同じぐらいの年齢で、ママに抱っこされてひぃひぃと泣いていたっけ。月日の経つのは早いものだ。イタリア料理はブルスケッタもパスタもすごく美味しかった。アメリカで食べた中では1,2位の中に入るぐらい。ルナは疲れもあってかレストランの中で一度派手に吐いたが、吐いた後はラクになったらしく、ケロリとして他の客の子供と遊んだりしていた。あ~着替えを持って来ておいてよかったー。

夕食の後は、Jさん宅でおしゃべり。ルナはレストランからJ宅までの道中でぐっすり撃沈。Jさんとうちのダンナはしゃべり出すと時間を忘れて止まらなくなるので、結局夜中近くまでいることに。私は長い一日で眠気も限界に達していたが、まあ、久々の再会ってことでひたすらガマン(笑)。ようやくホテルに戻った頃にはヘロヘロで、ダンナに「ルナのオムツ替えてね」と言ったきり朝まで記憶なし。

というのが、長い長い第一日目。





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最終更新日  2007.04.05 05:00:40
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