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ニッポンとアメリカの「隙間」で、もがく。

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2007.08.11
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カテゴリ:仕事_花
時々手伝いに行っている花屋によばれてとびでてじゃじゃじゃじゃーんで助っ人として一日働いて来た。
常勤5名に助っ人2名がフル稼働の大きなウェディング装花の仕事。
花嫁の両親はとーちゃんがどっかの大きな病院の心臓外科医、かーちゃんは地元のガーデニング協会の会長をやっていた(=金持ちでヒマな奥さまの代名詞)とかで、装花の打ち合わせには花嫁はほとんど出てこず、このかーちゃんが細かいところまで口うるさく指示という、最もやりにくいタイプ。花が一本でもしおれていたら許しませんえ、と言われちゃったそうで、それならこんな真夏に結婚式なんかやるな、と言いたいが。
当日、私が朝行った時には準備はほとんど仕上げの段階で、狭い店内の作業場に式を挙げる教会の前に飾るという背の高いアレンジがどーんとそびえていた。
夏らしく、涼しげな青を基調に黄色やオレンジなどを使ったカラフルなアレンジ。
この花屋は昔、最初に働いた花屋で一緒だったベテラン店員さんのパートナーが経営しているところで、今はこのベテラン店員さんもここでフルタイムとして働いている。
アレンジをバンに運び込む途中、注意散漫なドライバーが背の高いアレンジに何かをぶつけてアレンジが倒れてしまった。ダメージはほとんどなくて済んだのだが、倒れた瞬間、
私と花嫁の花束の仕上げ作業をしていたベテラン店員さんが思わず"F@CK"とつぶやく。彼とはもう6年の付き合いになるが、温厚かつ礼儀正しい彼の口からそんな言葉を聞いたのは恐らくこれが最初(で最後 笑)。
常勤5名が搬送に出発し、店に取り残されたのは私ともう一人の助っ人。彼女は詳しい話は聞いていないが、事故がもとで背骨を傷めて車椅子の生活をしている。そのため、花屋の作業で他人の助けを借りることもあるが、ほとんどのことは自分で出来てアレンジのスキルも高いため、シニアデザイナーとしてこの店に時々手伝いに来ている。しかし、ふと気がついたら車椅子に妊婦と、よりによって社会的弱者なコンビが取り残されてしまった店内、搬送第2弾として外に出してあったアレンジの数々を暑さによるダメージを避けるために冷蔵庫にいったんしまうことになった時は、見るに見かねたビル内の清掃のおっちゃんとビルのオーナーのおっちゃんがさっさと手助けをしてくれた(笑)。
店を任されている間、我々コンビは月曜日用の生け込みのアレンジを制作、アレンジの数は6つほどだったのに、途中でお客さんが花束を買いに来たり電話が何度もかかって来たりだのと何度も中断することになり、思いのほか忙しかった。こまめに座ってはいたのだが、お客さんが来てバタバタと対応していたのがいけなかったのか、閉店時間の5時近くにはどうにもこうにも例の恥骨のあたりがジンジンと痛み出して、床を箒で掃くだけの作業もツライという状態に。それでも外に出してあった植木やらを中に入れないわけには行かず、ヘロヘロになりながら何とか作業終了。

ルナとダンナは泊りがけでキャンプに行ってしまったのでこの週末はにわか独身でのびのびと出来ると喜んでいたのだが、あまりに疲れていたので家に直行、あとはテレビを見ながら常日頃から気になっていた机回りを片付けたぐらいで寝てしまった。あーもったいない。





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最終更新日  2014.10.17 10:28:20
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