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ニッポンとアメリカの「隙間」で、もがく。

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2009.10.03
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ボストン近郊のバーリントンに韓国系の大型スーパーが開店し、
日本人コミュニティの間では、「Hマートにもう行った?」というのが
挨拶代わりといっても過言ではないほど(笑)話題になっている。

アレがあった、コレがあった、アレが美味しいなどと言う話を
私は楽しく聞いているのだけれど、我が家は行っていない。
車がないと行けないところで、車を借りた時には家族4人で
出かける時だから、そんな時にわざわざ(しかも子連れで)
スーパーに買い物は行きたくないし、まあ、日本食といえば、
米と調味料ぐらいしか調達しない我が家としては、ボストンの
中心にある小さなコンビニで十分間に合っているというのが
本当のところ。

だいたい、家族が糖尿病かアレルギー持ちという我が家では、
食べられる和食の種類も限られている。
だから、ボストンでも和食を中心としている日本人の友達と
話をすると、どうしてもズレを感じてしまう。

アレックスに大豆とトマトアレルギー疑惑が発覚してからは、
醤油と味噌と豆腐を買わないようにしているので、
本当に和食から遠ざかってしまった。

これまで良しとしていた食べ物を諦めるということは
非常に大きなショックとともに大きな努力を必要とすることで、
自分自身が糖尿病になった時、ルナにアレルギーが発覚した時、
そしてアレックスにもアレルギー疑惑が持ち上がった時と、
それぞれ自分にとっては大きな大きな変革を迫られてきた。

もう私に至っては、日本食は別に日本に帰った時に食べれば
いいやというレベルに近い。私の中では、おふらんすに旅行した
時にクロワッサンとバゲットを食べるという感覚とほぼ同等である。

でも、ただでさえ小さな子を抱えて料理をする時間も手間も
限られているところに、さまざまな制約があると(子供の嗜好もあるし)、
作れる食事も限られて、かといってレシピを開拓する時間も
なかなか取れず、あーあ、日本では食育が盛んらしいけど、
アタシはその点では母親失格だな、と、少々落ち込み気味。

制約の中で最大限の努力をするというのが私の
闘病のモットーでもあるのだけれど、なかなか今の悪循環から
抜け出せない・・・ということを思い知らされた
今回のHマートフィーバーなのであった。





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最終更新日  2014.10.15 13:51:30
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