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ニッポンとアメリカの「隙間」で、もがく。

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2009.10.08
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カテゴリ:医療_糖尿病
昨日のセミナーで発言した1型の男性。
20代後半で、6歳で発病したとのこと。
「発病当時」の気持ちを短い言葉で表現すると?という質問に、彼は
「difficult to understand」と答え、そして続ける。
「ほかの兄弟はアイスクリームを食べているのに
何で自分だけは果物なんだ?」
そして、さらに続ける。
「でも、カーボカウントがその時代にあったら、
インスリンの注射量を調整することで
アイスクリームも食べられたのにね」
彼は自分の答えを
「このように糖尿病に関する知識もテクノロジーも
日々進歩しているから希望はある」と結んでいたけれど、
私には彼のコメントが非常に重く心に響いた。

糖尿病を宣告されてショックを受けたり苦しんだりする時期は
どの患者にでもあると思うけれど、私自身も、カーボカウンティングという
考え方がその時すでにあって、そして、薬物療法を選択することは
自分の負けではないということに早く気がついていれば、
きっと苦しむ時期はもっと短くて済んだと思うのだ。





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最終更新日  2009.10.09 02:59:42



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