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2009.10.18
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カテゴリ:育児_日本語学校
ルナの日本語能力は、こちらの言っていることはだいたい分かるけれど、
話すのは基本的なことしか言えなくて、こちらが日本語で話しても
英語で返って来るというような状態で、それにつられて私もついつい英語になってしまうといった事態。
日本語学校では、ちょうど真ん中ぐらい。ルナより話せる子もいるし、話せない子もいる、という意味で。ひらがなはほとんど書けない。自分の名前もちょっとおぼつかない。カタカナは存在すら知らないのではないか(笑)。

英語の方もまだ読み書きは本格的に学校で習い始めたばかりなので、そっちで文字と音と読み方の関係が分かって読み書きが分かるようになったら、日本語の方にも興味を持ってくれるのではないかと淡い期待を抱いているところ。

私としては、少なくともこのまま維持してくれて、大学にでも行った時に自分から日本語をやりたくなったら少しでも有利になるように・・・ってなレベルでいいや、と平日は思う。
しかし、土曜日に日本語学校に行って、ルナよりはるかに話せる子を見たり、
日本語で話すことを徹底している親御さんを見たりすると、ああ、自分は怠慢なのかなーと落ち込んだり、今後、小学部にあがればもっと勉強中心になるため、きっと落ちこぼれるであろうルナの姿を想像して不安になったり。

そして、私だけでなく、多くの親が「宿題が多くて大変」「子供が学校に来るのを嫌がるのを無理やり連れてくる」といったストレスを抱えながら毎週通わせている。毎週、毎週、子供にどう日本語を身につけさせるかについての悩みをお互いに話しながら、解決策を出せないでいる。

で、ふと思ったのだけれど、そうやって毎週ストレスを抱えているっていうのは、すごく不健全で非建設的なんじゃないだろうか。そして、日本語を身につけさせたいと思って毎週学校に通わせているのに、その成果が出ていないと多くの親が思っているのは、何だかおかしいんじゃないだろうか。ルナが現地校のカリキュラムによって急速に英語の読み書きを身につけているのを毎日見ているだけに、よけいにそう思うのである。何か良い方策はないものだろうか。

たとえば、ルナの現地校のクラスでは、現時点では既にアルファベットをすらすら書ける子もいるし、まだ自分の名前もなかなか書けないような子もいるので、一日のうち、能力別にグループに分けて勉強をさせる時間があるというのを担任の先生から聞いたのだけれど、そういうのを日本語学校でも出来ないかしらと思うのである。それを言ったら、小学部にお子さんを通わせているお母さんから「そこまでは期待できないでしょう」と即座に否定されてしまったのだが、もちろん、今の体制では無理だけれど、今後、そういうことはできないんだろうか。これで全てが解決するとは思わないけれど。

日本の学校で一週間かけてやっていることを、土曜日の3時間に詰め込むという時間的制約と人的制約のせいで限界があるのは分かるけれど、だからといって、このままずっと、クラスの中での日本語レベルの個人差が大きいのを解決しないままでいて、分からない子は分からないまま、そして、分かる子はつまんない、という状況を放っておいても良いのだろうか。

・・・というようなことを、翻訳の仕事がまだほとんど手づかずのままなのに、
ぐちゃぐちゃと考える土曜の夜(考えまとまってないし)。

(追記‐次の記事とまとめました)
日本語学校のあり方‐整理すると。
現地校のESLのように、日本語を第2言語(外国語)として「日本語で」子供たちに教えるというメソッドはないのだろうか。そして、それを日本語学校で教えるということは不可能なのか。

今は、日本語を、というより、文科省の指導要領に従って、
基本的には日本の学校と同じやり方で授業を進めるクラスと、
日本語を第2言語(外国語)として外国語で教えるクラスしかないのである。





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最終更新日  2009.10.19 11:47:59
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