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カテゴリ:育児_成長の節目
あ、アタシの歯じゃありませんことよ。
ルナの乳歯です。 『歯がぐらぐら』という記事を書こうと思っていたら、あっという間に抜けてしまいました。右下の歯。 お友達のお誕生日会によばれた後の車内で、いつものごとく、気になって気になって、ぐらぐらしている歯をいじっている間に抜けました。 そうそう。歯がぐらぐらしているのって気になるんですよね。 私も小学生の時なんて、歯がぐらぐらしたら授業そっちのけで、歯のことばかり考えていたような。 ルナは、家族親戚先生知り合いはもちろんのこと、道行く見知らぬ人にまで(笑) 『歯がぐらぐらしているの』とふれまわり、もう大変な騒ぎ。 学校では、担任の先生が『歯が抜けたチャート(表)』まで用意しているようで(笑)、 この時期の子供にとっては一大イベントなのですな。 そして、親にとっても、子供の成長を改めてしみじみと感じるひとときでもあるのですね。 さて、抜けた歯はどうするか。 日本では、上の歯は下に向かって、下の歯は上に向かって投げると思いますが、 こちらでは、枕元に歯を置いておくと、夜の間にtooth fairy(歯の妖精)がやってきて、 歯の代わりに1ドル紙幣を置いて行ってくれるのであります。 ダンナ筋によると、昔は枕の下に隠しておいたんだそうですが、 昨今では専用の枕もいろいろ売っているようで。 ただ、私はその枕が普通のサイズではなく、結婚式のリングピローのような小さなものなのかと思い、 そのサイズで余っていたフェルトを使って即席ピローを作ってしまいました。 本人の希望によりプリンセスとお花と、ちょっと意味不明の赤いリボンがピラピラとついた、 またしても私のセンスはほぼ無視された作品に仕上がってしまいましたが、 ルナはこれがいたく気に入って両手に包み込むように大事に抱えて、まあ、それならそれでいいかと。 (育児において「妥協」は必須技能) お花の隙間に抜けた歯を差し込むと、『妖精には見えないんじゃないか』と心配するルナに、 『大丈夫。妖精は透視能力があると』口からでまかせを言うハハ。 半信半疑ながら、『え、そうなの』と目を輝かせるルナ。 何かにつけてお邪魔虫の弟の攻撃を避け、無事に寝付きました。ほっ。 翌朝、歯抜けの顔に満面の笑みをたたえ、 『tooth fairyが歯を持って行って、代わりに1ドルをくれたの!!!』と 大昂奮して私のところに報告しに来ました。 作戦大成功。 サンタなんていないんだということに気がつけば、tooth fairyなんていないことにも 気がつくのでしょう。それまでじっくり、付き合うことにしましょうか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014.10.16 08:16:50
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