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ニッポンとアメリカの「隙間」で、もがく。

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2010.06.04
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私が住んでいるところは再三言っているが非常にガラッパチなところで、
嫌な思いをさせられることはないが、接点もない。

そんな場所に、最近、ダウンタウンへ近いということや、物件が安いということで
少しずつ、教育程度も高く、オーガニックや環境にも関心が高く、といった家族達が
移り住んで来ている。親の年齢は30代半ば~、子供たちの年齢は2歳前後と、
ちょうどアレックスと同じぐらいの年齢ということもあって、メーリングリストに登録して
プレイデートやイベントなどに参加させてもらっている。
本当なら教育程度も高く治安も良いということで日本人も多く住んでいる町にいても
おかしくない人達なのだが、アーティスト系の仕事に就いていたりでお金があんまりないとか、あるいはパートナーがヒスパニック系で、ヒスパニック系の多いこの町の方が居心地いいから、と言った感じ。教育程度も高く治安も良い町には、時々、もう金も地位も学位もあるが故の特権意識で(そういうことをひけらかしたりしない人ももちろんいっぱいいるけど)もうビックリしちゃうぐらい排他的な人(それも、あからさまにやってくれないから尚さら始末が悪い)がいたりなのだが、まあ、アーティストとか伴侶がガイジンってところでちょいとアメリカ人としてのメインストリームから外れているのか、付き合いやすい人が多い。とは言っても、まあ私はしょせんガイジンなので、お仲間に入れていただけるだけでも有難いと思って時折ビクビクしながらお付き合いさせてもらってますけど。

さて、そのグループの一人が、CO-OPのプリスクールを作らないかと発起人になった。
CO-OPのプリスクール(Cooperative Preschool)とは、親達が中心になって運営をする形態が主で、まあ、非常に簡単に説明すれば、親が場所を借りて先生を雇って幼稚園を運営していくということである。
親の参加が非常に重要なので、教室には先生の他に親がヘルプで付くというのが大きな特徴である。

とはいえ、登記や財政面の運営など、考えなければいけないことはたくさんあるわけで、
ただでさえマルチタスクの自分にもう一つの仕事を増やすことは現実的でなく、
しかも、この話自体も現実的には感じられなかった。

でも、まあ、とりあえずミーティングにだけは出て詳細を聞いてみようかな、と思って、
話だけ聞くつもりで行ったCO-OPプリのミーティング。

気がついたらリサーチ係になっていた(笑)。

いやいや。これは面白そうだな、と思ったのである。

発起人は、すでにプリスクールの先生の候補を連れて来ていたし、
場所もまだ確定ではないが、近所の教会の地下室が有力候補。
そして、それだけではなく、その集まった面々の経歴がものすごかったのである。
今までママ友パパ友としてしか付き合いがなかったので、全員の仕事とか経歴なんかは
あまり知らなかったのだが、思い出せるだけでも次のとおりのラインナップ。

NPO代表
元レストラン経営
(ちなみにこの2人は夫婦で、ミーティングの途中で時々営利と非営利の悪口を言い合って、
結構面白かった)
市役所勤務(しかも再開発部門)
建築家
プリスクール先生(現役および経験者)
Fundraiser(資金集めのプロフェッショナル)
Webデザイナー
ミュージシャン
カメラマン

それぞれの経歴を元に、いくつかのサブグループに分かれて今後の作業を進めることになったのだが、私は翻訳の経歴は今回はほとんど関係ないし、実際にスタートしたら折紙を教えるくらいはできるけど(笑)、どうしようかなあと思っていたのだが、結局、他のCO-OPプリのリサーチ係というのになった。
オンラインでいろいろ調べて、その結果を表にまとめたり、とか言う作業は好きなので。
まだ、特に授業料がどのくらいになるかが具体的に決まっていないので、はっきりここに行かせると決めたわけではないが、設立の準備を手伝って無駄になることはないし、何かこう、すごく楽しそうな熱気に包まれていて、ちょっと面白そうだからやってみようかな、という気になったのである。

それに。

またブログのネタが増えるではありませぬか(笑)。

日本人のお友達でCO-OPのプリにお子さんを通わせていた人も何人か当てがあるので
その人たちに話を聞かせてもらおうと準備しているところ。
それと並行して、オンラインで他のCO-OPプリにどんなオプションがあるのか調査中。
たとえば、非営利か営利か、週に何回か、午前か午後か、何歳が対象か、親の関わりには具体的にどんなものがあるか、授業料はどのくらいか、などなど、自分達のCO-OPプリを作ろうとすると、決定すべきことはたくさんあるわけで、その決定に必要な材料を集めているということである。

そういう紙上の作業もいいけど、もしできれば実際のCO-OPに行ってディレクターとかにインタビューするっていうのをやってほしいなあ、もし気が進まないのならいいけど、というメールが発起人から来たんだけど、彼女はそういうことすごく好きで得意なんだよねえ(数字は苦手だって言ってたけど)。でも、私は新しい人にコンタクトして話を聞いて、というのがすごくすごく苦手で、日本語でもすごく苦手なのに、英語ではもっと苦手なので(ということは説明しておいたんだけど)、
このオンライン作業も全体像を掴むためには必要な作業だと思うし、これを一手に引き受けるから、実際にCO-OPに行ってディレクターとかにインタビューするっていうのは免除してもらえないかなー、知り合いのお母さんでCO-OPプリの経験者も何人か知っていて『親の立場』からの意見なら聞けるし、と他のメンバーに交渉中なんだけど、許してもらえるかな・・・(笑)。

事なかれ主義を通せないわが身を呪うナリ。





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最終更新日  2010.06.04 08:17:03
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