テーマ:韓国!(17274)
カテゴリ:観光ガイド資料
【エンジュとは】 ・中国北部を原産とするマメ科エンジュ属の落葉高木。性質が丈夫で管理に手間がかからないことや木全体に薬効があることから、日本全国に街路樹あるいは公園樹として植栽される。エンジュという名は、イヌエンジュの古名「エニス(恵爾須)」が転訛したものとされる。
・学名に「japonica」とあるのは日本産と勘違いされたため。古代中国(周)では朝廷にエンジュを三本植え、位の高い三人の大臣がそれに向かって座した格式の高い木とされる。現代の中国でも縁起の良い木とされ、「出世の樹」「崇拝の樹」「尊貴の樹」として中庭に植えることや、記念樹、魔除け、安産の守りに使うことがある。 ・エンジュが日本に渡来した時期は不明だが、神功皇后(170~269年)の伝説に、安産の呪いとしてエンジュを植えたとあり、古くから植栽される。明治10年代には東京の街路樹として使われ始め、現代でも山の手通りなどに見られる。
・葉は卵形をした長さ2~5センチの小葉が4~7対、羽根状に集まり、枝から互い違いに生じる。表面は深緑色で裏面は白っぽい。茹でて苦味を取り除いた新葉は食用に、乾燥させたものは茶や湿疹の薬にされる。
・7~8月にかけて咲く花はクリーム色の蝶型で中央が黄色い。花の一つ一つは1~1.5センチほどと小さいが、枝先にまとまって大きな円錐状に咲くため、遠目からは木の上に煙が立ち上がっているように見える。ルチンが含まれる蕾は「槐花(かいか)」と称し、止血や黄色の染料に使われる。 (庭木図鑑 植木ペディアより) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2022.11.22 05:46:26
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