テーマ:韓国!(17273)
カテゴリ:通訳 その他の仕事
実は7月は本当に忙しかった。その前の6月も文化体育部(日本でいう所の文化省みたいなところ。観光の様々な分野を担当している)と観光通訳案内士協会の主催の様々な教育が3日間ずつあって、2回受けたので、教育以外の日程で仕事のスケジュールを詰めたので、忙しかった。
頭を使う仕事をすると、疲れもどっと出る~~。 教育を受けて、最終日に習ったことをシナリオにして、観光案内をしているようにガイドの修練性の前で発表しないといけないという、緊張する訓練があるのだ。 2日目は朝から4~5カ所位の場所を巡って、専門分野の教授の解説を聞いてメモを必死に取って(全部取れないから大変~。ずっと録音している人もいれば、録画してる人もいれば、書いてると聞き取れないからずっと聞くことに集中してる人もいる)、夜帰ってきたら、次の日はソウルの協会に10時までに行かないといけない。 これが疲れる~~。 私はシナリオを午前中に書けないので、2日目の研修に行って帰ってきてから朝方までかかってシナリオを完成して行ったり。 寝不足~~。 よく体力が持ったよなあ。 学生の時より、勉強してるかも。 7月は百済文化の3カ所を3泊4日の研修。現地に行くのは2日間。 でも、夜は早く寝れたからゆっくりできた。 さて、7月16日は、そんな研修から帰って来てすぐの日曜日、観光通訳案内士協会からの依頼で、結婚式の順次通訳を受けた。 実は結婚式の通訳は結構疲れるのだ。朝すごーーく早い場合もあるし(6時にメイクアップ開始とか)、夜遅く終わる場合もある。 とにかく通訳の時間も長く、立ってる時間も長いのだ。 (더채플앳논현(ザ・チェプルエッノンヒョン)という結婚式場。実はここは最近「マネージャーとして生き残る法」っていうドラマでメインの会社と言う設定で使われた外観。) (通訳の時の服。ほぼ写真が撮れなかったので、帰りに服だけ撮影) しかしながら、新郎(韓国の方)のご両親も、新婦(日本)のご両親もとっても良心的でマナーがいい方だった。通訳の間中、とても気分よく通訳ができた。 特に日本の方は、本当に謙虚だなあと思う。お父様はユーモアのセンスもおありだった。 新郎側のお父様も、なんというか、知的でまるでイギリス紳士のようなマイルドな振舞の方だった。お母さまもそのように表現されていた。 メイクアップは新郎のお母様の通訳を依頼され、その間両家の交流のための通訳もしてさしあげた。 結婚式が始まる前に、MCの台本があったので、座って練習できるはずが。 親戚の方たちが早く来て、新郎新婦のご両親が座る場所も無かった。 それで、メイクアップが終わってから、ずーーっと新婦のお父様と結婚会場の通路でずっと立っていた。。 すごくいい式場だけど、新郎の待機室が狭かったなあ。 日本から来られているので、ずっと立ちっぱなしってのは、辛いと思うし、通訳の私もつらい。。 本来は、メイクアップの時間が切りあがって11時になり、それが終わってリハーサル時間までは通訳時間ではないんだけど、新婦のお父様が韓国語もわからない中、一人で立ってるのはかわいそうだったので。 (新郎のお父様が立っていて、一緒にいた階段の横~~。) (式場の外にはこういう飾りが) 式は夕方の4時からだった。 新郎はどの結婚式もそうだけど、あちこち立ち回らないといけないので、一切座れず。 新郎のご両親も忙しくあちこち挨拶をしていた。本当に結婚式ってのは、ご両親も本当に大変ですよね~。 式は本当に感動的で、韓国の新郎と日本の新婦、そして、親戚、友人たちから祝福されて、韓国語と日本語で進行された。 新郎のお父様のスピーチ(手紙)がとても感動的だった。 式では時間が無かったので、かなり省略し、短くしたので、手紙も訳さず。 メイクの時に簡単に通訳しましょうか?と聞いたが、その時はいいと言われて、 後で、食事の時に通訳してほしいと言われた。 内容がとてもいい内容で、新郎のご両親も感動されていた。 国を超えた結婚って、やはり感動するな~と疲れがふっとびました。(というのは、言い過ぎか、やはり家に帰ったら疲れていたけど。。) 食事はしないで帰ろうと思ったけど、依頼主の旅行会社の社長(女性)から何度も電話があり、ビュッフェの食事をぜひ食べて帰ってほしいとのことで。 式が終わって、ビュッフェ会場にお連れしたら、新郎のお父様も一緒に新郎新婦のご両親が食事する部屋で一緒に食事してくださいとのことでした。 またまた両家の通訳って感じのお食事でした。こういうのはとても大事だと思うので、できるだけ、両家のお話を通訳してさしあげ、韓服を着ておられるお母さまたちのために、料理を持ってきて差し上げたり。 ガイドをしてるので、そういうフットワークは軽く、よく気が付く方だと思います。 その変わり、ちゃんと食事はできなかったけど。。 食事しようと思ったら、お手紙の通訳とか、会話の通訳、そして、韓服を着替えに行くのでついて行ったりしないといけないので。 まあ、そんなものですよね。 ビュッフェの内容はとても充実していて、味がおいしかった。 (通訳でほぼ写真は撮れなかったので、他の方のをお借りしてきました~) このチーズとプチトマトがとってもおいしくて、リピールした。 この小さいお皿もおいしかった。 最初は食事もしないで、すぐ帰ろうと思ってたので、ガッツリ食べるつもりもなかったんだけど、ちょこちょこと小さくて上品なお料理が多くて、味がとても良かったので、もうちょっとゆっくり食べたかったなあ。 通訳なしで。 とてもいい式場だと思います。 日韓カップルのお二人、お幸せに。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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