メルハバ！トルコの思い出と韓国滞在記♪

昨日から韓国は大型連休に入ったが、お嫁さんたちは結構な忙しさ～～。

秋夕です～～。

皆様、今年の秋夕も豊かな日となり、家族共に幸せにお過ごしください。


中秋の満月の日であり、豊作を感謝する日です。そして、ご先祖様に茶礼を捧げたり、お墓参りに行ったり、親戚で集まる日です。


数年前にお姑さんが亡くなったその葬儀の夜、末の弟とそのお嫁さん（トンソ）が、とにかくお酒を勧めながら、義兄と、義姉にしきりに「もう茶礼はしないで、各自で過ごしましょう、その代わりお金を積み立てて、皆で楽しく過ごすって感じで、旅行にたまに行ったり」と勧めていた。


近くで聞いてた私はなんのことか、よくわからないなあと、ちょっと第三者的に聞いたり聞かなかったり。

こういうことは、あまり頭を突っ込まないほうがいいのだ。外国人だし。流れに身を任せるのがいい。

特に茶礼（祭祀）は２日間もかけて準備して、結構疲れる行事。一つの家に男性5人、女性5人も集まって部屋やら、リビングなどで寝ないといけなかった。結構苦痛だったし。

当然シャワーなんかもできないし。夜おそーーくまでしゃべったりゲームしたり、朝は６時前に起きてすごい勢いで料理したり、果物を切ったり、ご先祖様にお供えする数々を準備しないといけない。

結構疲れるんです。疲労困憊。疲れても人の家だからゆっくり休めない。男どもはぐだぐだ寝て食ってを繰り返すので、帰ってきて、あちこちで夫婦仲が悪くなるという。。。（笑）


今は平和です。

その代わり、名節の前にあいさつに行って、一緒に食事したり、お金をお渡ししたり（親戚の子供たちのおこづかいとか）することにしている。

今回は２７日の夕方にやっと時間ができたので（色々本当～～にあって、大変だったんです）、昼にヒョン二ム（兄嫁）に電話をするととても喜んでくださった。

「あ、トンソ、ひさしぶり～～、元気だった？」

「はい、元気でした。ヒョン二ムは？」

「うん、今仕事してる」

「あ、すいません。今日夕方位に行こうかなと思うんですけど。。」

「あ～、仕事が終わってから、病院に行くから、５時くらいなら家にいるよ」

ってことで、５時過ぎにお伺いした。

私も区庁、銀行２社、住民センター、大型マートでプレゼント購入、病院、韓医院で鍼を打つなどをこなして、大変な一日でした～～。


なんだか、シャワーに入ってから行きたかったけど、そんな時間はないなって、急いでバスを乗り継いでイルサン行のバスに。いつもは名節の時とか、人がいっぱいで立っていかないといけなかったけど、この日は余裕だった。助かった。


家にお伺いすると、義兄が家におられて、ヒョン二ムの弟さんが出て行かれるところだった。

ちょうど挨拶ができて良かった。とてもやさしい人だ。


しばらく義兄さんとテレビを見て、会話をし、買ってきたプレゼントをお渡しし。

今年はEdiyaのアメリカンコーヒーの詰め合わせにしたら、ちょっと好評～～。

もう海苔とか、サラダオイルはいらないそうだ。

それとユルム茶セット。穀物を粉にしてあって、食事が取れなかった時なんかに飲むといい。


それから、予約してあった「主人」という居酒屋に。



実はクンチブ（本家）に行く途中のバスを降りてすぐにもしやと思って、電話を入れてあったのだ。

「今日、営業していますか？」って。なぜかというと、名節前だから。

もしかして開いてない場合があるから。（地方に帰っちゃったり）

「あ、実は移転しまして。初めてですか？来られるの」

「はい。ネットで見て。親戚の人に日本料理をおもてなししたくて。」

「ああ、日本人でいらっしゃいますか。今日は仮オープン状態でメニューが３個ぐらいしかないんですが、いいですよ」っと言ってくれた。

お目当ての焼きそばはあるからいいや。ほかを探しても、焼きそばがある居酒屋とか、日本食の店がない。

とんかつ屋か、刺身とか寿司ばっかり。

そういうのはもういいのだ。せめて日本式のラーメンか。

とにかく、ちょっと今日はあたふたしてるので、普通は６時オープンだけど、ちょっと過ぎてから来てとの事。

歩いて１０分くらいのところ。


行ってみてびっくり。なんと、毎年秋夕の名節の時にソンピョン（御餅）を買ってた店のすぐ隣～～。

ここは、メニューも充実してて、インテリアがお洒落だと評判だった。

移転後も、インテリアはお洒落だった。

なにより、電話の感じと、会った時の感じが好感度が高かった。若いのに、えらいなあ。
応援したくなる店だ。


お兄さんも、ヒョン二ムもまだ日本には行ったことが無いので、お連れするのは無理だからとせめて、日本料理のおもてなししますねと伝えた。

すごく喜んでくださった。今まではお姑さんがおられて、あまり遠出もできなかったので、いつも家でずっと食べたり遊んだりしなくてはいけなかったので。


できるというメニューはおでん鍋を除いて全部頼んだような。

イカの足の天ぷら（柔らかくておいしかった。太かったし）






ブタの角煮（すごく大きい。しかも箸をいれると、ほろほろ～っと崩れてすごく柔らかくて、おいしかった！！　わさびを乗せて食べるとおいしかった。





やきそば！！




卵をからめて食べるタイプ。

ああ、２人分頼むべきだった。

お兄さんもすごく食べてたよ～～。

そして、ちょっと味が濃いものが続いたので、ご飯が食べたくなり、レンジでチンするやつしかないけどって言われたけど、それをもらうことに。


それから、「鮭の焼いたもの」を頼んだら。。

なんと、ひれのところだけ、ずらっと並んで出てきて、びっくり。


怖くて、写真は撮らなかった。

そして、お姉さんは隣で、ソンピョンを買ってくれて、お土産にもたせてくれた。

いつも家でごちそうになっては、後片付けも大変そうだったので、こういうのがこれからいいかもしれない。

韓国料理は超専門家のプロでいらっしゃるので、多国籍な料理をおもてなししていこうかなと思います。