テーマ:奈良(616)
カテゴリ:観光ガイド資料
さて、斑鳩文化センターは狭いけど、結構内容が充実してるという評価があったので、歩いて行ってたんだけど、開いてなかったと前回書きましたね。
そして、そこから歩いて行けるところ~~。 藤ノ木古墳に。 古墳って、行った割に「宮内庁」の看板があって、説明がすこし書いてあって、水に囲まれたこんもりとした古墳を眺めるだけ~ってのが多いので、行こうかどうしようか、迷ってしまうが。 韓国の場合、古墳の近くにちゃんと中を模倣した展示室があったり、解説師が時間ごとにいたりして、とても勉強になるんだけど。。。 でも、この藤ノ木古墳は違った。 発掘の様子から中の馬具の様子、中がガラス越しに見えるようにもしてくれてて、いろんな重要資料を写真パネルで説明してくれていた。 ありがたや~~!!! 行った甲斐がありました。 資料をここにも上げておきたいと思います。 6世紀後半なんですね。 この当時、韓国でもガラス玉というのはとても貴重で、その技術もシルクロードを渡ってきたんですが、本当に高価なもので、ガラス玉が収められていたお寺の遺跡などもとても貴重なものだと、説明されていました。相当な古墳だということがわかりますよね。 韓国特に益山は武王の時代ですが、そういうガラス玉の遺品が博物館に収められていますが、それも寺で発見されたものも王の命によって建てられたお寺だからです。 ちなみに飛鳥関連日本と中国、朝鮮などの年表をまとめたものはこちら。 飛鳥時代前後の年表 ↑クリック こうやって色々考察していくと本当に面白くて。。 これをまた私は韓国で聞いた専門家の歴史の講義と照らし合わせていくと面白いんですよねえ。 へ~ってことが色々あるんです。 そういう認識なのかあとか。 なぜ、ここはこう違うのかな?とか。 まあ、でも、百済に関する記録は結構韓国では無くなってしまっていて、日本に残っていることが多いですよね。新羅に侵略されたときに記録物はほぼ撲滅してるので。 今でも、百済だった地域の解説士の方たちはそれを残念がっておられます。 この藤ノ木古墳の出土品の説明は本当に面白いですよねえ。 これをまた韓国の国立中央博物館の装飾品と照らし合わせたり、クリエーターに質問したら面白いでしょうねえ。ワクワク。 それから、いろんな本を調べてたら、朝鮮から渡った文化を色々調べて本をたくさん出版しておられる橋本繁教授の本が面白そうでした。 一度お会いしてみたいなあ。 ということで、意識がビューンと5世紀前後に飛んでいるエルマで、周りにこういう話が通じる人がいないのが悲しいですが。。 しばらく色々調べたり検証したり、浸ってみたいと思います。 他に参考にしたのは、こちらの動画(すごく簡単に説明してくれてる高校の歴史の先生) 5分でわかる!6世紀のヤマト政権 ↑(クリック) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024.04.10 15:55:31
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