自動車保険も毎年変わる
2015年、あけましておめでとうございます。ネットショップも正月休みなのですが、入荷や問い合わせなどの対応があって、半分だけ休みって感じです。さて、朝日火災から自動車保険の更新ハガキが来たので、保険内容を見直してみようとHPを確認してみました。2014年12月1日以降の保険始期から特約が変更されていました。・ロードアシスタンス特約(自動セット) 60kmまでレッカー牽引無料 → 20万円まで無料 金銭での補償になったので、従来はNGだった、落輪時のクレーン作業費用、修理完了後の車の引取費用、高速道路以外のガス欠での10L燃料も無料になりました。(雪や泥でのスタックはNGです) パンクの場合、応急修理はしてくれません。パンク修理キットがあってもスペアタイヤがない車はレッカーとなります。最寄りのタイヤ屋さんまで運んでもらえば、自費で修理ができます。他社のロードアシスタンスは、修理キットを搭載した車だと、そのキットを使っての修理となりますが、修理キットを使ってしまうとタイヤを新品交換する必要があったり、キットの充填剤を再購入する必要があります。・事故付随費用補償特約 事故付随費用補償特約廃止 → ロードアシスタンス特約と統合 搬送・引取費用がロードアシスタンス特約に含まれるようになったのでこの特約がなくなりました。臨時宿泊費用と臨時代行交通費もASAP限定ですが、サービスとしてロードアシスタンス特約に含まれます。臨時ペット宿泊費用も加わり、ペットの宿泊費用も補償されるようになりました。 ・車両保険無過失事故特約 新しく車両保険無過失事故特約ができました。 自分が無過失の事故で相手が対物保険を掛けていない場合や支払い能力がないケースなどで、自分の車両保険で修理した場合、保険等級が3等級ダウンしますが、これをノーカウントとする特約です。・車両保険の免責金額定額方式 免責金額に定額方式が加わりました。 増額方式は、1回目の事故の免責金額が0,3,5,7万円、2回目以降10万円となっていましたが、定額方式は0,3,5,7,10,15,20,30,50,75,100万円とすることができます。 車両保険を使うと3等級ダウンするので、バンバー交換の5万円から10万円程度の修理では車両保険を使わないケースがほとんどです。 免責金額を上げることで車両保険料を安くすることができます。 朝日火災にあったモデルケースだと100万円の保険金額で免責が0-10万円から定額10万円に変更すると19,150円ダウン、定額20万円だと25,940円ダウンになります。 免責をつけても全損の場合は、免責と関係なく満額支払われます。 また、分損で免責10万円、過失割合が50:50の事故、自分の車の修理代が100万円のようなケースでも、相手からの50万円の支払いは、自己負担した免責10万円が優先して充当されるので、実質的に免責ゼロとなります。ネット申し込みの自動車保険なら、HPで色々特約をチョイスしながら保険料がわかるので、特約が変更されてもすぐにわかるかもしれません。私は、地震で車両が全損になっても一律50万円じゃなくて、車両保険が満額支払われる保険にしたかったので朝日火災にしました。朝日火災はネット通販型の保険じゃないので、代理店での申し込みになりますが、ほけんの窓口のような来店型代理店でも扱ってるので申し込みしやすいと思います。お店に行かなくても、HPでパンフレットや約款を確認できるので、保険の更新時期には、HPで内容を確認するようにしてます。自動車保険も毎年のように特約・サービスが変わるので、定期的に見直しされてはいかがでしょうか?