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カテゴリ:エルヴィス・プレスリ-
昨日は、エルヴィス・デイと言っても良いようなエルヴィス一色の一日でした。 まず朝から電車に乗って福岡へ。 福岡工大前駅の駅ビル内にあるコミセンわじろ5階ホールで開催されたNPO法人ELVIS 主催のイベント会場へ開演ギリギリに到着。 途中休憩をはさみながら夕方5時頃迄ビッシリとエルヴィスのライブ映像やゲスト(浜田忠陽さん&中西政信さん)のライブ等で盛り上りました。 中垣祐幸先生によるボイス・トレーニングのコーナー「エルヴィスを歌おう!」も凄く楽しめました! 竹田理事長の秘蔵映像の公開が毎回楽しみなんですが、エルヴィスに関するニュース映像や韓国の女性アイドル・グループのPV(タイトルや歌詞にELVISがバリバリ入ってますから注目!)などまたまた興味をそそられるものばかり…。 よくこれだけの映像が集まるもんです。 ビックリしたのは、1999年に東京・国際フォーラムで開催された「エルヴィス・ザ・コンサート」の打ち上げパーティーの模様を撮映した映像が一部流れたこと。 ビデオの撮影者として名前を映像に字幕で出して頂きとても恐縮しました。 コンサート最終公演の後、(湯川先生のご厚意で)打ち上げパーティーへ参加を許可して頂いた僕が銀座タクトで撮映した懐かしい映像でした。 ジェームズ・バートンをはじめとするTCBバンドのメンバーもスウィート・インスピレーションズをはじめとするバックコーラスの方々など凄い参加者に囲まれてスッカリ舞い上がってしまいました。 NPO法人理事長の竹田さんもメチャ嬉しそうに満面の笑顔でした。 残念ながら、ビデオカメラを持って撮映していた僕自身はこの映像に全く登場していません。 今思えば、とっても惜しいことをしました。(でも、ツーショットのスナップ写真は結構撮りましたよ!) さて、この頃は年齢のせいか些か涙もろくなってまして、熱唱するエルヴィスの映像を観ながら度々涙が溢れて来ました。 何度も観てきた映像でもイベント会場の大きなスクリーンで改めてジックリ観てみると新たな感動に包まれて感情が高ぶる気がします。 特に、ハワイ公演での「ユウ・ゲイブ・ミー・ア・マウンテン」や「そして今は」或いは「アメリカの祈り」を歌うエルヴィスの苦悩に満ちた表情に、あの当時 彼が抱えていたプライベートな問題を思い起こさずにはいられませんでした。 人気絶頂期にあったにも関わらず、妻・プリシラに裏切られ(最愛の娘のリサ・マリーを連れて)グレースランドを去らてしまっていたのですから…当時のエルヴィスの心の痛手ははかりしれません…。 しかも、人類史上初めてとなる(未だにこれが単独のアーティストとしては、唯一の衛星中継コンサートだそうです)世界中に衛星生中継された世紀のコンサートは、妻の不倫相手だったマイク・ストーンの故郷であるハワイで行われたのでした。 話は少し反れますが…。 昔、伝統の巨人阪神戦で(バッキー投手が投げた王選手へのビーンボールが発端で)最悪の大乱闘事件が起きたことが有りました。 その時、ミスター・ジャイアンツ 長嶋さんだけは乱闘には加わらず、その間ずっと無言で素振りをを続けていました。 両チームから退場者が出てようやく試合再開されたまさにその直後の打席で…、長嶋さんは起死回生の大ホームランをかっ飛ばし観衆を唸らせたのでした。 乱闘ではなく、堂々と野球で(頭部へのビーンボールで昏倒させられ担架で運ばれて行った王選手の)敵討ちを果たした長嶋さんに、当時 僕は子どもながらも大きく心を揺さぶられ感動したものです。 今 思えば、ハワイで熱唱していたエルヴィスは、妻と娘を奪った憎い男へ歌で敵討ちを果たそうとしていたのかもしれない、なんて考えたりしました。 実際には、ホノルルへ建設されるガン・センターの設立基金への寄付目的のチャリティーコンサートだったのですが…。 湯川れい子先生の名言の一つに、「エルヴィスの汗は涙に見える。(トム・ジョーンズの汗は汗に見える。)」という含蓄のある言葉がありましたが、まさに熱唱するエルヴィスの頬をつたう汗は涙に見えて仕方がありません。 心の奥に多くの哀しみを抑えながら、ファンの前では笑顔をまじえながら素晴らしいステージを魅せてくれた真のスーバースター。 そのような苦悩、試練があってこそ あのような魂を揺さぶるような歌を聴かせることができたのでしょうか…。 神様も随分厳しいことをされるもんですね~。 信心深かったエルヴィスは、きっと神様から与えられた試練と思い、晩年はハードスケジュールにより悪化する体調とも戦いながら日々歌い続けていたのでしょうね。 さて、昨日のイベント修了後は、久々に打ち上げには参加せず自宅へ急いで戻りました。 (素敵なライヴを披露してくださった元EPFC主催の「エルヴィス・コンテスト」チャンピオン・浜田忠陽さんの経営されている「とんかつ処・浜田屋」での打ち上げもきっと盛り上がったことでしょうね~!) 福岡のイベント会場から直帰したおかげで、ギリギリ放送時間に間に合うことが出来まして、夜7時からは、衛星放送BS日本テレビの洋楽特番を観ました! 勿論、「湯川れい子の音楽に恋して~ エルヴィス、マイケル、ザ・ビートルズ」の放送です! 約2時間の番組でしたが、アッと言う間に終わってしまった感じです。 湯川れい子先生のスゴさが改めて良く分かりました。 実際にエルヴィスやマイケル、ビートルズ(ジョン・レノンら)と親しく会話した内容或いは記念の品々には圧倒されました。 それにしても、若い頃の湯川先生は、瀬戸朝香さんに良く似ていて、日本初の女性ディスクジョッキーとして注目され人気があったのは当然かも!(^-^) とにかく、素晴らしい番組でしたから是非とも再放送をお願いしたいと思います。 実は、エルヴィスの晩年について湯川先生が語る番組の中でも最も重要なシーンで、何と我が家の電気ブレーカーがいきなり落ちたために、録画中のレコーダーがトラブってしまいました。 急いでブレーカーを上げ直して、テレビの前に脱兎のごとく戻ってきたものの、“覆水盆に返らず”。 おかげで録画中だったブルーレイレコーダーとDVDレコーダーの二台共に映像の一部が途切れてしまい大ショックです。(涙) 寒かったので暖房機器などを同時に何台も使用してたのが原因だったような…。 これって、再放送をリクエストするように、という天国のエルヴィスからの指令かもしれませんね。(*^^*) おめでたい僕はその様に解釈して、さっそくBS日本テレビにアンコール放送をメールでお願いすることにします。 もしも、宜しかったら皆さんもご一緒にアンコール放送のリクエストを! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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