ヒデヴィス・ワールド

エルヴィス・ファン仲間の一人で、こちらのブログに度々いろんな情報を紹介して下さっている瀬高明さんからまた興味深いコメントが書き込まれていました。

せっかくの貴重な情報なので、改めてブログで取り上げさせて頂きました！

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5月18日（土）世田谷文学館で「青春を賭けろ」上映に際し清野太郎さんが来られました。
ご連絡頂いた方に改めて感謝申し上げます。

1970年代、ELVIS公演を見た、楽屋等で会った日本人は少なくありません。
しかしELVISヒット曲黄金期1956から1962にELVIS公演、直接会った日本人は清野太郎さん以外おりません。 「せいのたろう」さんと読みます。 「きよの」さんではありません。

1961，3月「ブルーハワイ」ロケに同行、1961ﾁｬﾘﾃｲ･ｺﾝｻｰﾄも経験。
赤沢さん編集、月刊ELVIS　1996　4月号NO.172をご覧下さい。
表紙はELVISと清野さんの武術対する写真、中にインタビュー、ロケ時のELVIS、清野さんの写真。

清野太郎氏他ロカビリー歌手総出演の1959年の東宝映画「青春を賭けろ」が上映されます。
主演：夏木陽介に助演した清野氏は当時堀威夫氏、田辺昭知氏〔後のスパイダース）が属するスイング・ウエストの一員として活躍されていました。

水原弘歌う主題歌「黒い花びら」は日本レコード大賞第一回受賞曲。
ビデオ、DVD化されていなく、TV放送もありません。
都内では十数年前、大井町武蔵野館上映が最後だったと記憶します。

清野氏自身、1959年当時、映画撮影に参加したものの完成映画を当時ご覧にならず大井町武蔵野館で初めて見たそうです。

今年は坂本九氏の「上を向いて歩こう」1963年6月全米1位50周年を記念した展示会が世田谷文学館TEL03－5374－9111京王線「芦花公園」下車徒歩数分で4月20日から6月30日まで開催中(入場料￥700)。

そのイベントのひとつとして、5月18日（土）映画「青春を賭けろ」62分上映済。坂本九、ミッキー・カーチス、山下敬二郎、、かまやつヒロシ、寺本圭一、井上ヒロシ、森山加代子など出演。
当時の日本のTV番組は残されておらず、貴重な映像です。
ビデオ、DVDは東宝は発売されません。スカパーTVでも放送なし。

そして名画座「ラピュタ阿佐ヶ谷」白川由美特集のモーニングショーで「青春を賭けろ」7月14日〔日）から20日（土）まで朝10時30分から毎日上映。

入場券は毎朝10時ごろから当日分発売、各映画毎の入れ替え制。
一般1200円、シニア1000円、水曜サービスデー1000円、3回券2700円、会員800円。
電話03－3336－5440．JR中央線「阿佐ヶ谷」駅北口徒歩2分。

この貴重な機会を、お見逃しなく。
HPをご覧下さい。

白川由美さんは高峰秀子さんら日本映画各社から派遣された女優人と共にELVISに1958年1月20日「闇に響く声」撮影初日にハリウッドで会い、ジャック岩田氏の写真が残されています。（注：下の画像）

文芸春秋社から「ONE MORE SHOT」写真集が発売され伊藤絹子氏、坂本九氏などの渡米時の写真も掲載、図書館に在庫ありますのでご覧ください。

白川さんたちは日本居住の女性ではELVISと会った初めての日本女性でしょう。
日本映画宣伝のため訪米、これは前年訪米の男優陣では宣伝不足のため女優が派遣された。

しかし、米に持ち込まれた日本映画はアメリカ人の生活テンポにくらべ当時の日本人の生活テンポは余りに遅くアピール出来ませんでした。

白川氏は渡辺美佐をモデルにした興業のマネージャー役として出演。

ラピュタ阿佐ヶ谷上映の「青春を賭けろ」を、お見逃しなく。

ブレイク前の坂本九氏とパラキンの歌うシーンは圧巻。