＜ししぃの館＞

写真は1998年の旅行のときに撮影したもので、少々古いのですが･･･。
オーストリアの首都ウィーンの王宮（ホーフブルグ）に展示されていた、ハプスブルグ家の鎧コレクションのひとつです。

ホーフブルグといえば、今は１Ｆが図書館になっています。1998年に行ったときは、ローマ時代の彫像が多数置いてあったと記憶しているのですが･･･。図書館には入らなかったので、現在２Ｆがどうなっているかわかりません。以前なら、その建物にはまるで美術館のようにいろんなものが展示されていました。

私はウィーンには1993年から何回か行ったことがあります。図書館として利用されている建物は、いわゆる観光客がいなくてゆっくりできる好きな場所のひとつで、滞在するたびに訪れていました。大理石の優しい色合いの内装が好きだったこともあります。確か鎧コレクションはその建物の２Ｆ以上の階に、槍等の武具と一緒に展示されていました。さすがはオーストリア・ハンガリー大帝国。鎧ひとつとっても、皇帝・王侯貴族のものが保管されており、ものすごい展示数でした。ずらりと並んだ鎧の数々に目が酔ってしまい、見飽きるというのは、まさにああいう状態のことを言うのだと思いました。

昔は無料であちこちを見て回れたのですが、観光資源の保護のためか、現在は有料化されしてしまっているスポットがあります。例えば、ホーフブルグ内の皇帝一家居住区域。入場料は７～９ユーロほどしていたと思います（2005年。うろ覚えです）。ユーロ高のため、円換算すると結構高いです。昨日の為替レートで１ユーロ＝151円（←それでもちょっとまし）ですから、やっぱり高いです。

また欧州に行きたいなぁ。
でも、ユーロが安くならないとキツイ。